3月の桃の節句といえば、女の子のいるご家庭では雛人形をどうするか、考えますよね?
雛人形がいるか、いらないかで悩んでいる人には、お子さんが雛人形の顔を怖いと言って泣いてしまったり、お母様ご自身も小さい頃同じように怖がっていて、雛人形を家に置くのを躊躇してしまったりしている場合があるようです。
雛人形の顔が顔が怖い場合、桃の節句のお雛様はどうしたらよいのでしょう。
雛人形はいる?いらない?
雛人形を飾って迎える桃の節句は女の子のお子さんのすこやかな成長を祈る節句の年中行事として、古くから親しまれてきています。
雛人形をどのようにして調達するかは、地域やその家により風習などで決められている場合もあり、一概には言えませんが、妻側の実家が用意したり、または夫側の実家だったり、自分たち(お子さんの親御さん)だったりそれぞれになります。
そうは言っても雛人形を置くのは女のお子さんのいる家族のおうちです。
雛人形はいるのか、いらないのかはその家族が主導権を持って決めてよいことです。
もし、何か理由があって雛人形はいらないかもしれないと考えている場合、本当にそれでよいのか、悩んでしまう人がいるかもしれませんね。
そういう場合ですが、結論から言うと、雛人形はなくてもよいのです。女のお子さんの成長を願う象徴が雛人形であるだけなので、ご家族の皆さんのお気持ちがあるのなら、それだけで十分。
雛人形を置かないとお子さんの成長を願っていないとか、親らしい気持ちがないとかという話にはならないので安心してくださいね。
雛人形の顔が怖いという人は意外といる!
さて、雛人形を家に置くことに躊躇しているご家庭のその理由の一つとして挙げられるのが、お子さんが雛人形を見ると怖がってしまったり、お母様自身も幼少期に同じような経験をしたことから、雛人形をお家に置くことに気が進まなかったりした場合があります。
お雛様の種類には、大きく分けて、衣裳着(いしょうぎ)人形と木目込(きめこみ)人形の2種類があります。
衣裳着人形は、仕立て上げた着物を着せて作った人形で、木目込人形は型の溝に沿って布を貼り込んだ人形です。
そして、京都で作られる雛人形を京雛(きょうびな)、関東のものを関東雛(かんとうびな)といい、それぞれ特徴のあるお顔をしています。京雛は目がやや細めで、京頭といわれるおっとりした顔立ち、関東雛は目鼻立ちがはっきりしています。
いずれにしても伝統的な日本のお人形のお顔で、現代では普段見慣れていないせいか、違和感を感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
このようないかにもお人形然としたものの他にはつるし雛やタペストリーのお雛様などもあり、このタペストリーのものは、手作りしている方もいるようで、インテリアにもマッチするものを選択できます。
雛人形の変わり雛はいろいろあってお勧め!
さて、地域や時代によって雛人形も変わっていったりしますが、現代の人気のキャラクターなどが雛人形になっている変わり雛というものがあるんですね~。
もし、従来の雛人形をお家に置くのが気が進まない場合、このような変わり雛もお勧めですよ。まずは、皆さんもご存知のディズニーやリカちゃん、ハローキティ!現代と言ってもミッキーマウスがこの世に誕生したのは90年位前なのです。
今も変わらず多くの人から親しまれているこれらのキャラクターが雛人形になるのも当然ですよね。ちなみにリカちゃんは50年、ハローキティは43年ほど前に生まれました。親しみのあるお顔の雛人形だったら、お子さんもニコニコしちゃうかもしれませんね。
キャラクター以外の変わり雛ですと、木で出来た積み木のような雛人形もあります。雛人形はもともと雛遊びと言ってお人形で今のままごとのような遊びをする時に使ったものでした。木で出来た雛人形は手にとって遊ぶことも出来ますし、飾ってもスタイリッシュで現代の家庭のインテリアにも馴染むデザインのものもあります。
現代のお雛様選びはお家によって色々選択肢が広がっていますので、ぜひ柔軟な気持ちで選んでみるとよいと思いますよ。
【NAO】ハローキティ雛人形
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雛人形いる?いらない?まとめ
桃の節句のひな祭り。女の子のお子さんのいるお宅では、雛人形を用意する計画のある方もいらっしゃると思います。
そして、雛人形っているのか、いらないのかと悩んでいる方もいらっしゃるのでは?というのも、お子さんが雛人形の顔を見ると、怖がって泣いてしまったり、お母様自身も雛人形のお顔に親しみを持てずに幼少期を過ごしてきたという理由があります。
雛人形は、女のお子さんの健やかな成長を祈って用意するものではありますが、あくまでもお子さんを思う気持ちが大事なのであって、必ずしも雛人形を家に置かなくてはいけないわけではありません。
雛人形をいるのかいらないのかで悩んでいる方、なくても大丈夫ですので、安心してください。もしも従来の雛人形でないお人形を飾りたい場合は、ディズニーなどのキャラクターの雛人形もありますよ。他にも、積み木のように手にとって遊べるものもありますので、お家に合ったもの、お嬢さんの喜ぶものを用意してあげてくださいね。