これからシンガポール旅行を計画しているあなた、シンガポールでの移動手段について迷っていませんか。
シンガポールのタクシー事情、最近導入されたGrabについてご紹介しますね。そして、どちらが便利で安心なのか、料金はどっちが安いのかも体験からお伝えします。
シンガポールでの移動にはタクシーが使いやすい?
先日シンガポールに旅行へ行ってきました♪
とーても楽しかったのですがシンガポールの気候は熱帯モンスーン気候で一年中高温多湿です。遊んでいる時はまだしも移動にはあまり長く街中を歩きたくないし、時間も有効に使いたいという人もいますよね。
シンガポールの移動手段にはバスや電車もありますが、何と言ってもタクシーを使うのが効率的です。ホテルや観光名所から自分の行きたいところの目の前まで移動できますからね。
その上、シンガポールのタクシー料金は日本に比べて割安。いわゆる初乗りが3ドル(シンガポールドル82円/2019年2月)からで日本の1/3くらいなのです。(タクシーの車種や乗る場所、時間帯によって多少上がります。)
それにシンガポールはコンパクトな国なので、今回、郊外の動物園以外はどこへ行くにも十数ドルしかかかりませんでした。
たとえば、旅行の帰りの利用でマリーナベイの周辺ホテルからシンガポールのチャンギ国際空港までの乗車の場合、直線距離で15キロぐらいで12.56ドル。
この料金は、シンガポールではタクシーに乗る場所や時間帯によって加算料金があるため、割高になっています。
今回は乗った時間が朝のラッシュアワー時に被ったため、25パーセント増しでした。
それでも、家族4人で日本円にして1029円(1シンガポールドル82円で計算)ですので、コスパはよかったです。
そして、初めてシンガポールでタクシーを使ってみての感想ですが、(5日間で1日辺り4回ほど乗車)なぜか料金をおまけしてくれることが多いことに驚きました。
基本チップは要らないのですが、それでも、小銭が面倒でおつりを要らないと言ってもそれ以上に返してくれたりなど、複数回まけてもらう事がありました。
メーターに出てるのに大丈夫なのかしらと思ってしまいましたが、気持ちをありがたくいただいてタクシーを降りました。
よくぼったくりとか聞きますが、今回の旅行ではそういう目には遭いませんでした。(ただ、道が分からないので遠回りとかされても分かりませんが。)
旅行に行く前からシンガポールの移動手段はタクシーが使いやすいと聞いていて、実際にそのとおりでした。
シンガポールでの移動にはGrabのほうがいい?
そんな快適なタクシー移動の旅行でしたが、シンガポールのタクシー事情にまったく問題がなかったわけではありませんでした。
タクシー乗車で一番ストレスのなかったのがホテルからの乗車です。それも、大きなホテルほどタクシーがどんどん来てほとんど待つことがありません。
問題は帰りです。行った先からのタクシー乗り場にはタクシーが常に来ているとは限らないので、いつ来るか分からない車を待つことになります。
外ですので、日が差してくると暑いです。。。
そんな時使えるのがGrabというタクシーアプリです。グラブと読みます。
このアプリで呼べるタクシーの運転手は一般の人でタクシーに使う車もその人が持っている車なのです。
ちゃんとしたタクシー業者ではないことに家族のなかで年齢の高い層はやや心配気味でしたが、システムを調べたりして納得し、思い切って使ってみることにしました。
一応、出国前にアプリをインストールして登録はしてきていましたので、夜に24時間営業のショッピングセンターへ行った帰りに呼んでみました。
今回Grabは一度しか使いませんでしたが、あまりにうまく行って感動しました。
自分のいる近辺の車を選んできてもらうのですが、相手にもこちらの場所がGPSでわかり、こちらもアプリの地図上に車が移動してくるのがわかるのです。
車種と車のナンバーを教えられているので、自分たちに近づいてきた車の種類と番号が一致したらヤッターという感じ!
乗ったら一応挨拶をして出発。
行き先もアプリで呼ぶ時点で伝えてあるし、支払い方法も選んであります。
いくらかかるかも時前に示されています。
私たちの場合はクレジット払いを選択していたので、料金のやりとりもなく、目的地まで行きました。
一度きりの利用なのでわかりませんが、私たちの利用したGrabの方は挨拶以外に一言もお話せず、丁寧な運転で道に迷うことなく目的地まで連れて行ってくれました。
シンガポールでの配車サービスGrab
シンガポールでの移動に便利で安心、安いのは?
さて、シンガポールの旅行で使いやすい移動手段についてタクシーとGrabをご紹介してきましたが、では、実際どちらが便利で安心、安いのでしょうか。
結論から言いますとケースバイケースです。
まず、便利さでいうとホテルから乗る場合、常にタクシーが客待ちしているような場所であればGrabを呼ぶまでもありません。
逆にそうでない場所(タクシーの少ないホテルや街中のタクシー乗り場など)でいつ来るかわからないタクシーを待つならGrabを呼んだほうが早い場合があります。
安心についてはどうでしょうか。
タクシー業者ではない一般人の知らない人の車に乗ることに私は不安を覚えました。
そして、Grabの成り立ちやシステムを知り、利用してみようと思ったのです。
Grabは東南アジアでの主流の自動車配車サービスでそこに登録されている一般人がドライバーですから身元は明らかです。
そして、配車を利用した後、ドライバーを評価できるようになっていてGrabを呼ぶ時にもその評価を見ることができます。
また、運行中のGPSの軌跡もGrabの本部で把握できるようになっています。
私たちは一度しか利用しなかったGrabですが、運転が丁寧で迷うことなく目的地についた点は本当に安心感がありました。
実は一般のタクシーを利用した時、かなりの頻度で運転が荒くて怖かったです。おまけに目的地が分からなくて住所を書いた紙を渡すと老眼鏡を取り出して運転しながら読む始末。
前の車にぶつかりそうになりながら急ブレーキを繰り返すと言う危険ぶりのタクシーも。
他にも車間距離もなく飛ばすドライバーが多かったです。
ですので安心に関してはドライバーそれぞれですが、運転や対応に評価が付いて収入につながる点ではではGrabの安心度は信頼できるかもしれません。
そして、料金の安さについて、Grabは比較的やすいと言われていますが、普通のタクシーと比べてどれくらい安いかという実証が取れてないので何とも言えません。
はっきりいえることは、車の手配の要請があったとき、そこに行けますと名乗りを挙げてくるドライバーは目的地についてよくわかっているため、迷うこともなく追加料金も発生しにくいだろうことや、タクシーで取り決められている時間帯や場所の割増料金の請求がないことなどから、割高に取られることが少ないというのは言えると思います。
ですのでどちらがぜったいよいというより、どちらも使えるようにしておくと旅がすごく便利で楽しくなることは確か。これからますます需要がありそうなgrabも移動の選択肢に加えてみるのもおすすめです。
シンガポールでの移動はタクシーまとめ
シンガポール旅行での移動手段についてタクシーや最近導入されて人気のGrabについてお伝えしました。タクシーも場所によっては客待ちするくらい沢山来ますが、そうでないところもあるので、Grabという配車サービスも併用するとよいでしょう。
シンガポールはタクシー料金が安く、割と安心して乗車できますが、タクシーのすぐに来てくれるスポットが少なく、移動がスムーズに行かないことがあります。
そんなときはタクシーアプリが便利。シンガポールではGrabが配車サービスを行なっています。併用して快適な旅にしてみませんか。