花粉症の季節で憂鬱なのは洗濯ではないでしょうか。お天気のよい日は洗濯物を思いっきり外に干したいものです。特に日本人は洗濯物をお日様に当てるのが大好きですよね。
実際、太陽には殺菌効果がありますし、お布団も日に干してフカフカにすると、幸せな気持ちになりますよね。
あるメーカーの行なった実験では、日中の外干しでフェイスタオル1枚に焼く50万個、Tシャツ1枚に約30万個の花粉が付いていたそうです。洗濯物を干して花粉が付いてしまった場合、なにかよい落し方ってあるのでしょうか。
洗濯で花粉の落とし方はどうする?
花粉の時期、家族や自分に花粉症のある人は洗濯物を外に干すのも気になりますよね。花粉が付いた洗濯物を何とかきれいにして取り込みたいものです。花粉の時期に洗濯物を干した時に付いてしまった花粉の落し方はどのようにすればよいでしょうか。
冒頭で示した、メーカーの引き続きの実験によると、外干しの洗濯物の花粉を手で払ったり、振りさばいたりすることでタオルは41%、Tシャツは62%の花粉を落すことが出来ていたとのことです。タオルの花粉の落ちる率がTシャツよりも低いのは、タオルはパイルなどで凹凸があって花粉が入り込みやすく、払ったり振ったりしても落ちにくいためです。Tシャツのように平らな表地のものやつるつるしている生地のものほど花粉は落ちやすいでしょう。
また、いくら洗濯物を取り込む時に振り払うと言っても花粉の飛散量が多い時には、思いのほか沢山の花粉が洗濯物に付いてしまいます。気象庁などのその日の花粉状況を確認してあまり花粉の飛散量が多い場合は、外干しは控えましょう。
洗濯物を取り込むときには必ずマスク忘れずにしてください。
洗濯で花粉が付くのを防ぐのにカバーは効果がある?
洗濯物が雨にぬれたり花粉やPM2.5を防いだりする効果のある洗濯物保護カバーが売り出されています。実際物理的に上から振り注いでくるものを防ぐことが出来るので花粉をかなり防ぐことは出来るようです。
形としては、竿を挟んで二つ折りになって洗濯物を完全にカバーできるもの。
メリットは雨も防げて、下着類の目隠しになる。 軽くて扱いやすいことです。
デメリットは掛けると乾きが悪くなるのと、軽いので、風で飛びやすくめくれてしまうことなどです。
立体的で沢山の洗濯物が余裕をもって干せるタイプもあります。
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花粉は午前と午後ではどちらが沢山飛んでる?
もともと花粉は太陽が出ていて気温か上がった場合、暖かければ暖かいほど沢山飛びます。
ですので、まだ気温が低い朝方は比較的少ないと言えます。私の場合、午前中で風の少ない日でしたら、数時間外に干してから取り込んで内干しにするということをしています。少しでも外の日光に当てたいという気持ちからこのような二段方式で干していますが、お天気がよくて空気が乾燥している時は数時間でもかなり乾きます。ただこの花粉の飛散の少ない午前中とは午前9時くらいまででお昼近くには花粉の飛散のピークを迎えてしまうので気をつけてください。
そして夜間は花粉はそれ程と飛びませんが、洗濯干し場や地面に落ちた花粉が風などで舞い上がり洗濯物に汚れと一緒に取り付いたりするため、かなり不衛生ですので、夜干しは控えましょう。洗濯を干すベランダの床面を掃除するのも舞い上がりの花粉が洗濯物に取り付くのを防ぐという面で効果的です。
まとめ
花粉の飛ぶ時期に、洗濯物を外に干すと洗濯物に花粉が大量に付き、花粉症の症状を悪化させてしまうことがあります。洗濯物は内干しにしたほうがよいですが、たまには太陽にあてて乾かしたいですよね。そんな時は、取り込むときにしっかり花粉を払い落とすことで半分くらいは花粉を落すことができるようです。他に花粉をよけるカバーを利用するのもよいでしょう。また、外に干すときには比較的花粉が飛んでいない午前中を選ぶとよいでしょう。花粉の飛ぶ時期、少しでも快適に洗濯物を乾かしたいですよね。