バレンタインで手作りチョコレートに挑戦している人も多いと思います。
レシピなどを見てどれを作ろうかな?と考えている時は楽しいですよね。かわいくて美味しそうで女の子はチョコや甘いものが好きだから、自分も食べてみたいし、せっかくだったらかわいいのを作りたし。。。
そして、いざ作る段階に入ると、意外と難しくて手が止まってしまうことがありますよね。普段のお料理と違ってやりなれないお菓子作りだとコツみたいなことを知らなかったりして戸惑うこともあります。チョコレートはデリケートな食材なので特に思ったとおりにならないこともあります。それでも難しいことは抜きにしてなるべく簡単に手作り出来たらいいですよね。
バレンタインでチョコの溶かし方は?
バレンタインチョコを手作りするのに避けて通れないのがチョコレートを溶かす作業です。
まずはチョコレートを溶かして、そこに別の材料を混ぜて成型して固める。主にこのような作業手順になりますが、この溶かす作業のやり方が出来上がりの見た目や味に影響を与えるようです。
また、作るチョコの種類によってテンパリングというチョコの温度調整が必要になります。(ボンボンショコラ、トリュフなど)チョコレートの溶かし方には湯せんが一般的です。他には最近では電子レンジを使う方法もあります。
チョコを湯せんで溶かす方法は?
チョコレートを刻む
チョコレートを湯せんする前にすることはチョコレートを細かく刻むことです。この刻み方は、お菓子作りのレシピによって色々ですが、大きさが均等になる方が、解ける時も均一に解けるので望ましいでしょう。
最近のレシピでは5ミリ角ぐらいに刻むというものがありました。私がかなり以前に知人からもらった生チョコのレシピには包丁で薄く鉛筆を削るようにと書いてありました。鉛筆を削るようにと言われてすぐ想像つく方はいらっしゃるでしょうか。チョコレートを薄く削るとまさにあんな感じの削りかすのようなります。
どちらの刻み方にしてもチョコレートを刻むにはけっこう力が要ります。ましてやバレンタインに沢山チョコを作る人はチョコを刻むだけでも大変だと思うのですが。。。
私は毎年、生チョコをわりと沢山作ります。それで、いつもチョコレートを調達している製菓材料店で、チョコ刻むのに手が痛くなっちゃうとこぼしましたら、「それはねー ご家庭の包丁が切れないからなのよねー 皆さん、包丁切れなさすぎー! 」と言われちゃいました。
包丁がよく切れれば、さくさくあっという間に終わる作業だそうです。あっ最近は、刻まなくてもよいチョコが出ていますよね。それはタブレットになっているチョコです。そのまま湯せん出来ますし、大きさが同じなので、均等に解けてくれます。
でも、タブレットのチョコレートは塊のものより値段が高いのですよね。大量に作る場合、費用のことを考えると、塊を買って刻むのが、リーズナブルです。包丁でのチョコの刻み方は、包丁の柄をしっかりとにぎり、もう片方の手を包丁の背に当てて、真上から、体重をかけて押し切ります。
チョコレートを湯せんする
刻んだチョコレートをボールに入れます。湯せんするためのお湯を入れた鍋は一旦沸騰してから、別の容器(チョコレートを入れたボールのお尻がすっぽり入るくらいの大きさ)に移して、5~60度まで温度を下げます。
そこにチョコレートを入れたボールを浸してゴムベラで空気を押し出すように混ぜながら溶かしていきます。私は一度にチョコを溶かしてしまいますが、本当はチョコを2回に分けて溶かした方が良いそうです。クリーム状に溶けた状態になればオーケーです。
チョコを電子レンジで溶かす方法もある!
もっと便利な方法は電子レンジを使うやり方なのですが、うまくいかないと失敗もすることがあるようなので、注意が必要です。
チョコレートはとてもデリケートなので、高温で処理すると、焦げてしまったり、分離してしまったりします。分離してしまうと、チョコを食べた時の舌触りが悪くなります。
電子レンジでチョコを溶かす方法は、耐熱容器に刻んだチョコを入れて、30秒加熱して取り出しては混ぜ、溶けたりない場合は10秒くらい加熱するという事を様子を見ながらやっていくしかないようです。面倒なようですが、湯せんで溶かす方が、温度の調整が出来るので失敗は少ないでしょう。
バレンタインチョコ溶かし方まとめ
バレンタインにチョコレートを手作りする方、必ずすることは、チョコレートを溶かすことですよね。チョコレートを溶かすには湯せんするのが一般的です。湯せんするチョコレートはまず細かく刻みます。
均等に溶けるように均一の大きさに刻むのが、コツになります。最近は刻まなくても済むタブレットのチョコもあります。湯せんの仕方は、刻んだチョコをボールに入れて、沸騰したお湯を別の容器に移し5~60度に冷ましたところにボールごと入れて、ゴムベラで空気を押し出すように混ぜて溶かします。
電子レンジでも溶かすことも出来ますが、温度調整が出来ないため、手探りで少しづつ温めなくてはならなりません。加熱しすぎてチョコの成分が分離してしまうと舌触りが悪くなったりつやがなくなったりします。出来たら湯せんで溶かす方が失敗も少なくてお勧めです。