60代の体のお悩みで多いのがお腹まわりの脂肪だと言われています。
巷でもダイエットの宣伝、広告が多くどれを試してよいか迷ってしまい、結局は何も始められないでいるという方もいるのではないでしょうか。
私自身もあれこれやってみてはうまく行かなくなってやめてしまうという繰り返しでしたが、切羽詰って今年の初めに再度挑戦してみました。
今回私が体験して実際に約3キログラムの体脂肪を半年間で落とした体験をお話します。
60代でお腹の脂肪がとれた!
いつの頃からお腹まわりに肉が付きはじめ、そのことで生活に支障が出始めたのでしょうか。
何事も同じですが、ちょっとの変化にすぐに対応しておけば大事にはならないんですよね。忙しさやストレスにまかせてあれよあれよという間にちょっとやそっとでは元に戻らない姿になってしまうんです。
私自身はスカートのウエストがきついと感じた時に対処していればよかったもののその時はスカートのサイズをひとつ上げることでやり過ごしてしまいました。そして、その後もうひとつサイズを上げることになるとは・・・。
どちらかというと見た目には分かりにくいお腹まわりの脂肪が多かったのですが、とうとうごまかしきれないところまできてしまい、ダイエットすることになりました。
そしてお腹の脂肪がとれたかというと、しっかりとれたんです。
女性がお腹の脂肪をとるために必要なことは
60代の女性がお腹の脂肪をとるにはどうしたらよいのでしょうか。まずは年齢、男女に関係なく脂肪を燃焼させることなのですが、どうしたら脂肪って燃えてなくなってくれるのでしょうね。
私は年齢のこともあり、健康に留意したやり方で痩せる方法を選択しました。簡単に言えば運動をしてやせるという昔からある方法です。
ただ、運動に関してはいままで失敗ばかりでした。
恥ずかしいことですが10年位前からウォーキングをしては足を痛めて中断するということを繰り返していて、運動に関して失望していた時期があります。どうせまたどこか傷めて終わるのではという怖さがありました。
それでも今回は何とかはじめてみたいという気持ちで30年ぶりかでジムに通う決心をしたのです。
私の通うことにしたジムはごく普通のジムですが、インストラクターの人が一人一人によく気遣ってくれてアドバイスをしてくれます。私にあった運動のプログラムを考えてくださり、一定期間で見直しをしてもらえます。ここで私は自分の目標を決めて、決められたプログラムをこなしていくことにしました。
もともと私は何をやるのも短期決戦型で初めの3ヶ月でどうにか形にしたいと思っていました。ですので、開始早々週5回通ってガンガン飛ばしていきました。そのせいか2ヶ月目の終わり頃で体重が3キロ減ったのです。
ですがその後、体重は足ふみ状態、おまけになぜかお腹まわりのサイズが変らない(涙)というやりがいのない辛い毎日が続きます。
食事に関しては白米を控えること、おかずの食べる順番などを考えるなどし、好きな甘いものは少しだけ食べる、小麦粉系を減らしスナック類をやめることを実践しました。
カロリーについては計算ばかりしていると気が滅入るので、とにかくジムで代謝を上げようと思いました。
脂肪を3キロ落すために半年間やったことは
結局なんとか形にしようと思っていた3ヶ月目はほとんど変化のない辛い時期となってしまいました。
ジムでは全身の筋肉量、体脂肪を部位別に数値が得られる対組成計があり、1~2ヶ月に1度くらい計っていましたが、筋肉の付かなさとお腹まわりの変らなさに愕然としていました。この頃は割と頻繁に計っていたため前回比で出る数値の変化が小さくて少しずつ下がっていた体脂肪にも目が行きませんでした。
ここで3ヶ月目の劇的な減量を諦めた私はさらに3ヵ月先に目標を立てました。そして、その間は体脂肪を計ることもやめました。
今回私のやっていたジムでの運動は
マットでのストレッチ
マシンでの筋トレ
有酸素運動(マシンでのウォーキングか簡単なエアロビクス)
マットでのストレッチ
以上の流れで一般的な王道のトレーニングだと思います。
この繰り返しを週4~5回続けました。
マシン以外はやったことはある種目でしたが、今回のトレーニング中にいくつか気が付いたことがあります。
ストレッチについてですが、いままでストレッチは漠然と準備運動的なものととらえていました。そして、あまり好きではなく、簡単に済ませていたり、マットが空いていないとやらなかったりしていたんですが、ジムに来てちょうど3ヶ月目のエアロビクスの教室の時に膝を痛めてしまいました。
またやってしまったという失望感とダイエットできないという焦り・・・。その時に知り合いが紹介してくれた整体の先生にこの急性期の痛みを1回の施術で直してもらいました。何でも腱を整える施術だということです。
その時その整体の先生に腿の前側が固い人は膝を痛めやすいよと言われ、腿を伸ばすストレッチを教わったのです。ストレッチの教本に普通に出てくるストレッチ法ですが実際私はそういうことも知らなかったのです。
1年前から膝を痛めることがあって整形外科には通っていて、足の筋肉を付けたほうがいいということをお医者さんから言われたのは覚えていたのですが。
痛めてから直すよりも予防する方法にもう少し熱心だったらとこの時本当に思いました。
それというのも、腿の前側のストレッチをしっかりやり、足の筋トレを進めるに従って膝の痛みがほとんどなくなっていったのです。
私にとって膝がアウトになってしまうと、減量で大事な有酸素運動の選択肢が狭まってしまいます。それからはジムに行く前に家でもストレッチをするようになりました。
そしてもうひとつ新たに知った大事なことは心拍数について。
有酸素運動はある程度の心拍数が上がった状態が効率がよいと言われています。普段の心拍数によって人それぞれなので、ジムのインストラクターに計算してもらうと自分に合った心拍数で運動することができます。
またマシンの負荷も慣れてくると筋肉も増えにくくなるので、1セットの終わりはきついと思えるところになるよう時々調整することも覚えました。
私自身初めは漠然とやっていたマシンの筋トレですが、使い方で効果が違ってくることを後半の3ヶ月で知りました。
こうやってとにかく集中したトレーニングを続けた3ヵ月後の体脂肪の測定日。これで変化なしだとちょっと落ち込むなーと恐る恐る台の上に乗りました。
結果は3ヶ月で1.5kg脂肪が取れていました。
私的にはそれほどでもなかったかな?という感想・・・サイズを計ってても劇的に痩せた感じはなかったので。
それなのにインストラクターの人はすごいですねとほめてくれたのです。そして測定室にある1kgと500gの重りを私の手の上に乗せてくれました。これでものすごく実感が湧きました。こんなに取れたんだ(涙)
そしてジムにはじめてきた時に計った体脂肪の数値を引っ張り出してみると、なんとその時から3.3kgの脂肪が減っていることを発見!これはなかなかの感動でした。
実際は筋肉が1kg増えていて体重的には2キロちょっとしか減っていませんが、これからのトレーニングでもう少し筋肉をつけていきたいので、体重は気にしないことにしました。
いかがでしたでしょうか。初めはもっと劇的に減量したかった私ですが、考えてみればここまで脂肪を増やした年月からしたら、それは無理なことですし、健康的に痩せたいというのが目標でしたのでこれでよかったと思います。
最初はジムに行くのは6ヶ月くらいのつもりでいましたが、やはりもう少し体力の下地を作りたいと思い、もうちょっと続けてみます。
*この時点でスカートのサイズは一つ下げることができました。
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60代お腹の脂肪がとれたまとめ
60代になってお腹の脂肪が気になり、服のサイズが上がって行き悩んでいました。やっと決心してジムに行き始めましたが、張り切った割りに結果が出なかったり、足を痛めたり。
それでもインストラクターや整体の先生のアドバイスを聞きながら続けた結果、少しづつ効果が出始めました。半年で3kgの体脂肪をとることに成功!
新しい目標をたててまた今年いっぱい頑張ってみます。