横須賀の米軍基地のイベント、 「ヨコスカフレンドシップデー」に行ってきました。
「ヨコスカフレンドシップデー」とは、米海軍横須賀基地の一部を一般公開するイベントです。
アメリカならではのフード屋台やステージショーがあり、日本にいながらにして、渡米気分が味わえるなかなかお得なイベント。
来場者のお目当ては、アメリカンフードの数々、マニアでなくても見るだけで圧巻の艦船の姿。
日頃、立ち入ることが出来ない基地内に足を踏み入れる数少ないチャンスにワクワクしながら行ってきました。
基地内入場にはパスポート提示に手荷物検査?
びっくりするかもしれませんが、日本の国内であって日本ではない米軍の基地内に入るにはパスポートがいるのです。
夫にパスポートがいるからねと言われて、ドキドキしながら出かけていきましたが、実際提示することはありませんでした。
なんだもう~!です。
ただ、国籍確認のために身分証明書の提示を求められた場合は応じなくてはならないそうです。
身分証明書はパスポートでなくても、免許証などの身分証明書の提示でも大丈夫です。
ただ、免許証の場合、現在はICカード免許証となって本籍地の記載がなく、別に本籍地が分かる書類が必要だそうで、用意しなくてはならないのは警察署発行の記載印字票か本籍地記載の住民票の写し。
警察署発行の記載印字票って、聞きなれませんよね。でも、免許証の更新の時などに警察署などで登録しているはずなのです。
その時に4桁の暗証番号を2つ決めて作った登録カードなるものが(紙ぺらですが)私の机の引き出しから出てきました。あまり、使うものでもないので、米軍基地に入る時に用意するとしたら、住民票の方が面倒がないかもしれません。
あとは、写真付住民基本台帳カード、写真付マイナンバーカードを持っていればそれに越したことはないですね。これらの身分証明書はすべて有効期限内のものでないとなりません。
中学生、高校生で上記身分証明書がない場合は、学生証でもオーケー、小学生以下はなしです。
そして、金属探知機による手荷物検査があり、まるで出国審査みたい。
持込み禁止のもには、アルコールの他にはビン、缶、自転車やスケボーもだめです。
来場者が多いので、ここの通過にけっこう時間がかかります。私たちが行った日は、開場の20分前に入場となりましたよ。その時によって臨機応変に対応しているようです。
ハンバーガーなどアメリカンフードは大人気!
アメリカンフードと言えばハンバーガーにピザ!最近では日本にもアメリカンハンバーガーのお店がだいぶ増えてきましたが、このビーフだけで作るパテのハンバーガーはハワイで食べて以来病みつきになり、日本でも新しいお店が出来ると、足を運んでしまう私です。
こちらがネービーバーガー。
もともと米海軍の軍隊食で、艦船の見張り役の食事だったそうです。艦船の見張りをしていたら、テーブルにつけませんから、パンに肉も野菜も挟み込んで片手で食べられるハンバーガー生まれたのも必然的ですよね。
それにしても大きいので、両手で食べていますが。
このハンバーガー、ポテトチップスの小袋がついて1000円です。
飲み物は、ソーダやミネラルウォーターなどがありますが、お茶類が見当たらなかったので、飲みたい人は持っていったほうがよいかもしれません。
ちなみにアルコールは持込は禁止ですが基地内で買って飲むことは出来ます。
ハンバーガー以外にも、巨大ピザ、スモークチキン、ステーキなど焼いている臭いに思わず引き寄せられちゃいます。
とにかくなんでもビッグサイズなので家族や友人と連れ立ってきている人は、シェアして食べてます。お土産にお持ち帰りをしている人もいますよ。
当日見学できる艦船は?
食べ物だけでなくお目当てが多いのが、米海軍所有の艦船や飛行機などの見学です。
もちろん、現役で活躍しているものをその場で見せてくれるわけですから、臨場感も半端ないものです。
以前ですと、事前に見学できる船の名前が前もって分かったりしたようですが、
最近は、当日にならないと分かりません。
基地内に入ってから、”Ship Visit(艦船見学)”の看板を見つけて、あわててたどり着いたけど、時すでに遅し、
この日の艦船見学は、空母(航空母艦)ロナルド・レーガン(40代アメリカ大統領ロナルド・レーガンに因む)全長333メートル、幅76メートル!
これに乗れるのはかなり稀なチャンスなので、すでに180分待ちです。
初めから空母に乗ることを目当てに来ている人たちもいるので、暢気にハンバーガーをつついている私たちは出遅れて当然でした。次回のチャンスに見送ります。
そうは言ってもせっかく来たので、もう一方のブルーリッジという艦船を見ようということになりました。
こちらは、60分待ちです。
ブルーリッジ山脈に因んで命名された揚陸指揮艦ブルーリッジは、全長193.2メートル幅32.9メートル。
指揮艦なので、通信能力を重視して電波障害が起こりにくいよう、甲板はなるべく平坦に作られています。こちらは、空母ロナルドレーガンよりは小さいですが、それでも、十分大きく感じました。
人と比べたって、こんな感じですから。
船というより、建物ですね。200メートル近い長さです。
とても甲板の上とは思えないですね。。
船内の様子。
テーブルクロスもイスカバーもナプキンも、ネイビーブルー!
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あとがき
初めて横須賀米海軍基地の一般開放、ヨコスカフレンドシップデーに出かけてきました。感想としては、普段は塀の外からしか見られない米軍基地の中に入れるというちょっとした非日常の世界に足を踏み入れるワクワク感を存分に感じられるイベントでした。年に数回のチャンスというのも希少ですね。
こちらに出かける上での注意点ですが、基地内と言っても米軍施設の建物内には入れません。
トイレなどは、仮設のものが用意されています。
木陰があるので、慣れている人たちは↓こんな風にテントやレジャーシートでくつろいでいます。基本的に外にいるということと夏の日差しが強いので日焼け止めや暑さ対策は万全にして出かけてください。
どんな感じかな?と訪れた米軍基地でしたが、空母に乗ってみたく後1回は訪問したいと思いました。それから、スモークターキーにかぶりついてみたい!!次回はまずは、艦船見学の情報を確認して、空母乗船を果たし、その後ゆっくりターキーを食べよう!今から、そんな夢を見ています。