さて、ウォーキングをはじめるにあたって考えてしまうのはどんな服装で歩くかということです。
歩くという行為はジョギングなどとは違ってとても日常的なことで、それこそ買い物や銀行に行くような感覚からすれば、わざわざそのための服装なんて大げさに感じますよね。
ただ、ウォーキングにある程度の目的を持っている人にとっては、その目的を効率よく達成させるための大事な要素になってくるはずです。
その目標は健康のためだったり、ダイエットだったり、人それぞれですが、無駄なく有効に実行するために適した服装を選びたいですね。
ウォーキングの服装はどんなものが良い?
まず、ウォーキングの歩き方は普段の歩き方と比べて歩幅も大きく、腕も意識して振りますので、股関節や膝、肩まわりや腕がスムーズに動かせる伸縮性のある素材を使用したウエアが向いていると言えます。
それから、普段の歩きよりも運動量が多いため発汗量も増えますから、吸汗性、速乾性、通気性があるものがベターでしょう。
そうなるとやはり、ウォーキングと言えどもスポーツウエアが一番適しているのではないでしょうか。
スポーツ店などに行きますとウォーキング用ウエアとしての販売スペースもあります。
ウォーキング用でなくてもジョギング用やトレーニング用でも気に入ったものがあれば併用できますので、まずはお店に出かけて行って実際よく見てみましょう。
用途も大事ですが、自分の着たいものを着るというのもやる気を気持ちよく出してくれる魔法の力を持っています。
私自身トップスは好きなフィットネス系のブランドで選んでいます。
気温やお天気によってフードの付いたパーカーなどをプラスすると良いでしょう。
私はスポーツ店の他、○○クロなどは必ずチェックしていますよ。
お値段も手ごろなので洗い替えを惜しみなく買い揃えられます。
季節によっては途中で着替えたりもしたいですからね。
そして、下に履くボトムスですが、これに関しては好みの分かれるところではないでしょうか。
よくあるのはストレッチ製のレギンスの膝下丈やくるぶし丈のもの。
一番足の動きに抵抗がなく機能的なものですが、いかにもスポーツしてます的な気合が見えたり、体の線を拾ってしまうのがいやな人もいますよね?
レギンスのまま外を歩くことに抵抗がある人は、上からショートパンツをはいたり(レギンスにセットになっているものもあります)すると安心かもしれません。
私は(女性)レギンスの上から長めのキュロットをはいてます。
ですので、見た目はほとんどウォーキングをやっているようには見えないはず!?
ちょっと買い物に出ましたというようなスタイルで往復2時間くらい歩くことも。
もちろん、キュロットは動きやすいウエストゴムのギャザー入りで、長さも足さばきに影響しない長さです。
レギンズの他には本格的なパフォーマンス効果のあるタイツや女性に人気で最近流行のピッタリ目のスウェットの上下などもあります。
ウォーキングの服装 冬の季節には?
皆さん、冬の季節のウォーキングはどのような服装がよいと思いますか?
寒い季節のウォーキング、どんなに寒いからといって沢山着込んで出かけて
しまうと歩き始めて30分も経つとじんわりと汗ばんできて、厚着を後悔することになります。(→私です。冬の初めはいつも服装に戸惑います)
基本的には、いつものスタイルでトップスを長袖にしたり、上にウインドブレーカーを羽織ったりするのが良いと思います。
特に冬の場合は首の詰まったトップスも速乾性のあるスポーツタイプのものをお勧めします。
間違ってもフリースのタートルを着込むことのないように。
汗が冷えたままにしてしまうと体温が下がり、それによって筋肉が硬直、疲労や風邪などのリスクが生じます。
最近は撥水性のあるインナーの上に吸水性のあるウエアを着るという裏技も!
インナーで撥水された汗を上に着たウエアが吸ってくれるので肌は常にさらさらの状態を保てるということです。
このようなグッズがあると、冬のウォーキングも楽しくなってきますね。
後は空気に晒されている部分を保護するものとして、手袋や耳あて、帽子などがあります。
必要に応じて揃えてください。
ウォーキングの服装 帽子って要るの?
ウォーキングをする時、紫外線から肌や目を守るためにも帽子はかぶった方が良いでしょう。
特に夏は頭部に直射日光が当たり続けることによって、熱中症になりやすく大変危険です。
サンバイザータイプのものではなく頭部も保護するつばのある帽子にしてください。
最近は生地にUV加工したものや、丸洗い出来るものが出ていますので、使いやすいものを選びましょう。
ウォーキングの服装についてのまとめ
ウォーキングは普段着でも出来ないことはありませんが、より効果的に目標を達成したいとすれば、ある程度機能的なスポーツウエアを揃えたほうが早道となります。
ウエアは吸汗性、速乾性、通気性のあるものがより良く、冬の季節も基本的には同様ですが、汗を冷やさない工夫で風邪引きなどのリスクを減らしましょう。
夏の季節には特に帽子の着用が熱中症予防のために重要になってきます。
正しい装備でなおかつ着用していて気分のあがるウエアで楽しくウォーキング続けましょう。