夏が来ると楽しみなのは浴衣を着てお出かけするイベントが沢山あること!
浴衣を着たときに似合うメイクってどんな感じだと思いますか。
今回は30代の大人の装いで花火大会へ行く時、どんなお化粧や色使いが決め手になるか一緒に考えていきますね。
浴衣に似合うメイクって?
そもそも浴衣というのは、夏の夕方から夕涼みがてらにご近所を出歩く時に着るかなり普段着に近い着物だったのです。
つまり、日中の汗をお風呂で流して、夜風にでも当たって体を少し冷やしましょうというようなシチュエーションですので、当然、お顔も昼間のお化粧は落としてすっぴんに近い状態が本来の形だったと思います。
昔の浴衣姿の女性の絵などを見てもそんな感じですよね。しっかり、お化粧をしているというイメージではないと思います。
そして、最近の浴衣ブームを見ますと、着るものは浴衣なのですが、着ていく場所や時間が以前と異なってきました。着て行く場所が夏のお祭りであったりというのは昔もありましたが、今はご近所のイベントだけではなく電車に乗って遠出するお出かけをする人が増えています。
そうなると、時間的にも昼間から出かけることになったり、どうせ出かけるなら別の観光地もついでに寄ろうなんてことになると、午前中から着付けをしていくこともあるようです。
こうなると、夕涼み的な浴衣のお出かけとはかけ離れてきてしまいますので、お化粧もすっぴんでというわけにもいかなくなりますね。ただ、浴衣というのは、そのもともとの用途といい、素材的にも涼しげに着るというのがポイントになります。
日中出かけるとなれば日差しから肌を守るために日焼け止めも塗る必要がありますし、電車に乗って出かけていくのに、湯上り風の顔というのも勇気が要りますよね。
ここでは、現代のニーズにあったお出かけの浴衣に似合うメイクを紹介していきますので、ぜひ夏のお楽しみのために覚えておいてくださいね。
浴衣を着たときのメイクで30代は?
浴衣を着たときのメイクですが、もともとの浴衣の用途から考えるとナチュラルメイクとなります。実際に男女問わずのアンケートでもかなりの高い割合でナチュラルメイク押しの意見が出ています。やはり浴衣を着るということで本来の浴衣のもつリラックスした時間を過ごして楽しみたいという気持ちが感じられますね。
それでは具体的に30代の女性に相応しい基本的なメイクについて考えてみましょう。
まず、ベースになる肌にはいつもどおり化粧水などで整えたら、下地クリームか日焼け止めクリームを薄く延ばします。そして、次のファンデーションはいつもよりも薄めに、何ヶ所か気になるところに落したら薄く延ばします。
私は薄化粧の場合は目の周りなどはほんの少しのファンデーションを指でならしながら付けます。ファンデーションをパスして、粉をはたくのでもよいです。
薄いながらもファンデーションなどでお肌の下地を作ったら、アイシャドウ、アイラインやリップメイクをしましょう。アイシャドウはその名の通り目の周辺に陰影を出すものです。ベージュ系の5色セットでアイホールからまつげの際まで陰影を作るように塗っていきます。
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アイラインは、まつげの間を埋めていくように引きます。まつげは普段どの程度のお化粧をしているかでナチュラルメイクの程度が決まります。
ナチュラルメイクでしたら、ビューラーでまつげをカールさせ、透明か黒のマスカラで固めます。
普段、つけまつげをしている方は急にまったくしないのではなく、いつもよりちょっとナチュラル系にしてみるとよいでしょう。
最近は自まつげとなじむような自然な付けまつげも増えてきましたよね。浴衣に合わせて付けまつげも使い分けが出来るのも大人のおしゃれのたしなみにもなります。ぜひ、引き算のメイクに挑戦してみてください。
花火大会などに浴衣で行く時のメイクは?
さて、夜空にはかなくも素晴らしい芸術品を咲かせてくれる日本の風物詩、打ち上げ花火。ひと夏に一度は出かけたいものですよね。浴衣を着て出かける花火大会、ナチュラルメイクながらもお顔にも少し華やぎを入れてみましょう。
まずアイメイクですが、前章でベージュ系のアイシャドウのセットで陰影をつけてますので、ここに好みでプラスしていくとうまく行きます。一押しはシャイニー系のアイシャドウです。
上品なラメやつや感のあるベージュやピンク系のアイシャドウをまぶた全体や目尻だけなどに塗ります。日も落ちた頃、照明や花火で顔が照らされた時にきらきらっと光る控えめながらもつややかな仕上がりになりますよ。
また、着物や帯に合わせて色目のものを持ってきたい場合は控えめに入れてください。
それから、リップメイクですが、ファンデーションも塗っていますので、ナチュラルな色味のものを薄付きで付けましょう。その場合、唇の輪郭は筆を使って描いておきましょう。色は、着物についている柄や帯の色などから選ぶとよいです。グロスは止めておくかどうしても付ける場合は控えめにしましょう。
まとめ
今回は浴衣を着て出かける30代の女性向けに似合うメイクを取り上げました。浴衣の本来の用途を考えてナチュラルなメイクをおすすめしていますが、基本的なメイクはきちんとしたほうがよいと思います。あくまでもナチュラルに見えるお化粧を目指してください。
目元は大人っぽい上品なラメやつや感のあるアイシャドウが決め手になります。好みで着物の色に合わせたアイシャドウやリップ、またはリップグロスを取り入れたい場合、常にいつもより控えめにということを頭において下さい。上手に引き算をして、大人のおしゃれの仲間入りを果たしましょう。どうぞ、素敵な夏をお過ごしくださいませ。