ヨガを始めた人で木のポーズが苦手という方いらっしゃいませんか。
私も最初の頃はとても苦手だったんですけど、最近は多少できるようになりとても好きなポーズの一つになりました。
木のポーズが出来ないことの一つとして足が滑ってしまうというのがあります。どうしたら、滑らないで片足立ちができるでしょうか?バランスを取るコツもご紹介しますね。
ヨガの木のポーズが出来ない!
ヨガのポーズの中で決して難しいことをするわけではないのに、なかなか出来ないポーズ、それは木のポーズではないでしょうか。私も初めてこのポーズを教わった時にはほとんど片足で立っていることが出来ませんでした。
木のポーズには、上げるほうの足を地面に置いている足につける位置によって4つほどの立ち方があります。
それは、地面に置いている足のかかと部分、ふくらはぎ部分、太ももの内側部分につけるか、蓮華座のように足の甲を太ももに乗せてしまう方法です。
これらのやり方は上げる足が上に行くほど難易度が増していくようです。
実際、指導者の先生に言葉で誘導されながら、試行錯誤でやってみるのですがなかなかうまく行かないものです。
私の場合、ダメな日はいつまで続けていてもダメでした。そうなると、木のポーズをやると聞いただけで、体に力が入ってしまって失敗するんですよね。
他のポーズは多少難があっても、見た目は形になるのですがこのポーズだけはそうもいかずいつまでたっても出来ないポーズの一つでした。
木のポーズの足がすべるのはどうして?その対処法
難しくてなかなか決まらない木のポーズ、具体的にどんなふうに出来ないかというとまず足がすべってしまってあげた足が落ちてしまうということがあげられます。特に太ももに上げた足を付ける場合に起きることなのですが。
この原因についてお話しますね。
まず、上げられるのは、身につけているウエアです。
一概には言えませんが、シャカシャカした素材や緩めのボトムスがすべりやすいことがあります。どちらかと言うと体にフィットしているもののほうがずれにくいのは確かです。
ただ、一番の原因は太ももとあげた足の押し合う力加減にあります。どちらかが強かったり、弱かったりすることで足がすべると言うよりも外れてしまうことがあります。
そうならない為には、いくつかやらなくてはならないことがあります。
まずは
立っているほうの軸足の太ももの筋肉を強く使うこと。軸足の太ももが緩んでいると外側に向いてしまい、あげた足を太ももに付けても外れてしまいます。
そして、
軸足の太ももに、上げてきて太ももに付けた足を押し返して固定すること。それには、骨盤が程よく締まっていて水平の状態を保つようになっていることが条件になります。
木のポーズのバランスとりのコツは?
木のポーズが失敗しないでバランスよくうまく行くには、足や骨盤だけを正しく使う以外にもコツがあります。
まず、上げるほうの足は膝を軽く曲げて軸足のかかと辺りまで引き寄せておきます。そうすることで、足を持ち上げる時の余分な揺れが少なくて済みます。
それから、足を上げるときに手で足を受け止めて軸足の太ももに誘導しますが、手から足を持とうと体を前に傾けるとバランスを崩しやすいです。上げた足が太ももに届いた時に手を添えるようにしましょう。
次は両手の位置です。
合掌するのが難しい時は両手は腰のあたりに置いてバランスをとり、出来そうだったら、合掌してみましょう。
肩の力を抜いて、頭も動かせるようにしておくのも、コツの一つです。
つまり、カチンカチンに固めてしまわないことが大事なのです。
そういう意味で膝もピンと伸ばして固めないことです。少しふらふらしながらでも、バランスの取れるところを探ってみることも試してみて下さい。
また、両手を上にあげるときは天に向かって伸び上がるイメージを持ちます。体の骨と骨の間が少しづつ離れていく感じです。
そして、目線は2メートルくらい先の一点を見つめます。目線を下に下ろすと体も前かがみになりやすく、バランスを崩してしまいます。
また、木のポーズには精神的な面の影響も受けやすいとのこと。体だけではなく、心のバランスも密接にかかわっているのだそうです。
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ヨガ木のポーズ出来ないまとめ
ヨガを始めてみてそれほど難しいことをするわけではないのになかなか出来ないのが木のポーズです。
まずは上げる足を低い位置でキープするところから始めてだんだん高くしていくとよいでしょう。失敗しない方法は軸足の太ももの筋肉や、骨盤の使い方に鍵があります。
バランスをとるためには精神的な安定も影響すると言われています。確かに心が乱れると態勢を崩すということもありえます。そうなるとヨガってなかなか奥が深いなあと思いますよね。