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松ぼっくりの工作の虫対策 汚れや松ヤニのとり方 乾燥のさせ方

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松ぼっくり拾ってきてクリスマスの飾りなどの工作に使おうと思ったら、虫対策は必ずしておきましょう。

また、松ぼっくりは地面に落ちてから拾うので、泥やごみがついています。そして、松ヤニという脂を持っているので手につくとベタベタします。これらを取るにはどうすればよいでしょうか。

そして、濡れた松かさを乾燥させる方法など、ここでは工作をしやすいようにこれらの下処理のしかたやをご紹介します。

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松ぼっくりの工作の虫対策はどうする?

クリスマスの飾りなどを工作するために拾ってきた松ぼっくりから虫が出てきたら、焦りますよね。

ここでは松ぼっくりについている虫対策についてお話しますね。まずは拾ってきたら家の外で見た目で確認して虫が松ぼっくりについていたらその場ではらい落としてから家の中に入れましょう。

松ぼっくりの虫対策にはさっちゅう剤を使用する場合もありますが、環境や工作する時に素手で触ることを考えると、躊躇する方もいると思います。そこでこちらでは薬品を使う以外で有効な熱湯による煮沸をおすすめしています。

*煮沸は次の章の松ぼっくりの汚れや松ヤニのとり方のところで説明します。

松ぼっくりの汚れや松ヤニのとり方は?

松ぼっくりは地面に落ちているものを拾うのがほとんどですから、泥やごみにまみれていることもあり、汚れています。

 

そして、素手で拾っているとわかりますが松ぼっくりってベタベタしていますよね。これは松の木が持っているあぶらでいわゆる松ヤニなのです。

 

これらの泥、ごみ、松ヤニをきちんと落としてから工作などの作業をすると、作品も数段きれいに出来上がりますので、この下処理はしっかりやりましょう。

 

では、松ぼっくりについている泥やごみなどの汚れをとり、虫対策や松ヤニ取りのための煮沸までの流れを説明しますね。

 

拾ってきた松ぼっくりはこのまま使えそうに見えますが、実は汚れていますし、見えないところには虫がひそんでいるかもしれません。

 

 

ステップ1

 

まずは使い古しの歯ブラシなどで目に付く汚れをざっと取ります。

 

 

 

 

ステップ2

 

そして、水道の水をバケツに入れ、松ぼっくりをその中でふり洗いをします。これで松ぼっくりについていた泥やごみが落ちます。

 

 

 

ステップ3

 

次は、虫対策と松ヤニをとるための煮沸です。熱湯を沸かして松ぼっくりを入れます。このときの鍋は使わなくなったものや百均などで用意したものを使います。

 

熱湯で茹でていると、松ヤニが溶け出してアクのように出てくるので、お玉やキッチンペーパーで取り除きます。

 

ステップ4 終了!

 

20分ほど煮沸し、ざるにあげます。

 

 

 

 

 

今回使用した鍋とお玉は、料理などには使用していないものでしたが、松ぼっくりから出た松ヤニで黄色くなり、ベタベタになってしまいました。普段使っている鍋などは使わないようにして下さい。

 

松ぼっくりを煮ているときの匂いは、個人的には好きな匂いです。松など針葉樹系のエッセンシャルオイルの香りみたいで森林浴をしているような気分でした。

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松ぼっくりの乾燥のさせ方は?

 

 

松ぼっくりは水に濡れるとかさを閉じる性質を持っています。これは松の種子をもつ松ぼっくりが雨の日など空気の湿っている時に種を飛ばさないようにするためだそうです。

 

ですから水洗いして、煮沸した松ぼっくりはかさをしっかり閉じた状態になっています。この松ぼっくりを開いた状態にするには乾燥させなくてはなりません。その乾燥のさせ方はいくつかありますので、あげておきますね。

 

① 天日干しをする。
② ドライヤーをかける。
③ 電子レンジにかける。
④ 乾燥剤と一緒に密閉容器に入れる。

 

今回は天日干しにしました。雨の日も挟んだため完全に開くまで3日ほどかかりました。急がなければこのやり方が一番簡単です。

 

ドライヤーも松かさを開くことができますが、ちょっと手が疲れるかもしれません。

 

電子レンジにかけるやり方は簡単ですが、やりすぎると爆発したり、こげたりするので様子を見ながらやらなくてはなりません。また、熱することで松ヤニが溶け出すので、レンジ内がべたついたり、臭いが付いたりしてしまうことがあり注意が必要です。

 

乾燥剤を使う方法はドライフラワーを作るときと同じ要領ですが松ぼっくりが埋もれるほどシリカゲルの量が必要となるとちょっと大変かもしれません。

 

どのやり方でやるにしても全体がしっかり乾燥するようにして下さい。生乾きのところにカビが生えたり、傷んできたりすることがあります。

 

クリスマスの飾りの記事がこちらにあります♪

松ぼっくりの下処理のまとめ

今回は松ぼっくりを拾ってきて工作をする場合の虫対策、汚れや松ヤニの取り方など下処理の仕方をご紹介しました。きれいに下地を作ってから工作にとりかかると着色や接着もスムーズにいくのでできあがりにも差がつきます。まとめて丁寧に下処理をしておくと、来年は拾いにいかなくてもそのまま使えます。よく乾燥させてから保存してください。クリスマスのオーナメントやお正月の飾りなど幅広く使えるので沢山あると重宝しますよ。

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