年が明けると新成人の方は成人式ですね。
毎年、テレビのニュースでも大々的に放送されるので、ほとんどの新成人が出席していると思われがちですが、某情報関連会社の行なったアンケートによると、成人式の出席率は男性６０％、女性７０％とのことでした。
欠席の理由については大学や仕事で行けないなどの他にお金の事情もあるということです。今回は成人式に行けない理由について具体的にご紹介しますね。
成人式に行けない理由とは
成人式に関するアンケートを見ると、出席していない人がある一定数いることがわかりました。
実際に欠席した人たちの中には行きたくても行けなかった人と行きたくなくて行かなかった人と分かれると思います。
今回は行きたくて行けなかった人に焦点を当ててお話したいと思います。
成人式とは２０歳を迎える男女に対して、全国の地方公共団体ごとに1月第2月曜日（成人の日、他の日に開催するところもあります。）に自主的に開催するもので、内容は新成人を招待して、講演やイベントなどお祝い行事を行なう式典です。
学区単位で行なわれるために地元の中学校の同窓会的な雰囲気になったりします。
そのため最近ですと、中学受験をしたために地元の中学校の友だちとの交流がなく、成人式に出席してもつまらないという理由での欠席もあるようです。
成人式に行けない理由は大学の授業や仕事の出勤日？
成人式に出席したくても行けない理由に大学の授業が当たってしまったということがあるようです。大学の授業日程は年間で決まっていますが、祝日が休みになるとは限らないので注意が必要です。
どうしても成人式に出席したい場合、その日の授業だけ欠席するという方法もありますが、その１日の授業を出ないことで留年してしまうという状況でしたら諦めざるを得ません。
その場合は授業が終わった後に間に合うのであれば、中学の同窓会に出席したりすることで昔の友人に会うことができるでしょう。また、遠方の大学でその日に間に合わない人は成人式の近辺で帰省して友達と会ったり、両親に顔を見せたりしている人もいるようですね。
また、高校を卒業して働きに出ている人の中には、仕事が入っていて成人式に出席できないという場合もあるかもしれません。サービス業についていれば祝日は出勤日という場合がほとんどですよね。
上司に相談出来たり、上司から声をかけられたりすれば、仕事の融通も付けられるでしょうが、社会に出ている場合はそうもいかない時もありますよね。ですのでやはり式典は諦めても仕事が済んだら、中学の同窓会に顔を出したりしている人もいるみたいです。
また、授業や仕事のあとに同窓会に駆けつける人というのはどちらかというと式典よりも昔の友だちに会いたいという場合が多いですね。
成人式に行けない理由 お金の事情
成人式でお金の事情から欠席するという場合は圧倒的に女性の場合が多いようです。
成人式には多くの女性が振袖を着ます。
振袖は和服の中でも若い女性が着用する格式のある礼服ですので、お値段も高価になります。
一度に支払いが出来ない場合はローンという方法もありますが、一生で何度も着るものではなく、代々受け継いでいくような贅沢なものもあり、そういった暮らしに見合わないものをお金を借りてまで購入することに躊躇してしまうこともあるようです。
また、レンタルで着物を調達するにもピンからキリまであり、どんなものを借りてよいか分からず、安いものを借りて後悔してしまった人もいるようです。
ただ、お金がなくて成人式に行けないという人の中にはどうしても行きたくても行けないという人ばかりではないことを聞きました。
ある人Aさんの場合ですが、ご両親にお金の余裕がなく、成人式に晴れ着を着るとしたら自分でお金を用意しなくてはならなかったとのことです。Aさんは、高校を卒業してすぐに就職して貯金もしていたので、成人式の着物を用意することも出来たのだそうです。
ただ、せっかく貯めたお金を着物を買うことには使いたくなかったし、それほどまでして成人式に出席したくなかったというのです。そのような理由だったため、Aさんは式典のあとの同窓会にも出席せずに成人の日を終わったのでした。
親に余裕があって着物を用意してもらえたなら、出席したかもしれない成人式、でも、自分の貯めたお金を出し切ってまでは。。。というAさんの気持ちを聞いてみて、成人式に行けない理由は行きたくないという気持ちもあり、一つじゃないという気がしてきました。
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成人式に行けない理由まとめ
毎年話題になる新成人の出席する成人式。ふたを開けてみると、皆がみんな出席しているわけでもないものだと分かりました。成人式に行けない理由には大学の授業や仕事など、行きたくても行けないというものから、お金に余裕がなく、たとえ貯金があっても成人式の着物に使いたくないなど、複雑な気持ちを抱えている人もいます。今回は成人式に行けない理由についてご紹介しました。
