多肉植物のアレンジをいただいたので、鉢に寄せ植えをしてみました。
種類も多く色も色々ですが、かわいらしい鉢植えが2つ出来ました。
多肉植物って、土も他の植物と違うし、水やりや日当たりについてわからない人もいると思いますので、私の植えつけ体験と一緒にご覧くださいね。
それから、植えつける鉢のおすすめもご紹介しますね。
多肉植物の寄せ植えをしてみました!
とってもかわいらしい多肉植物のアレンジをいただきました。
この多肉たち、実物はすごく小さいですよ。
大きく育てて増やしたりもできたらいいなあと、このベビーちゃんたちを見ながら思いました。
まず、この子たちのおうちになる入れ物を探したんですけど。。。
ひとつは、こちら
足つきのハンドメイドの小さい植木鉢です。
底穴には排水溝用のやわらかいネットを切って二重にして敷きました。
この植木鉢の底穴がとっても小さくて普通のネットですと穴をふさいでしまうかなと思いまして。
土を入れます。
土にはこちらを使いました。
サボテンだけでなく多肉にも使える土です。
サボテンや多肉植物には水はけのよい土が向いています。
写真の園芸ばさみと小スコップは百均で買いました。
最近は百均でも200円や300円のものが売られてますが、この二つは100円でした♪
もうひとつの鉢はこちらです。
こちらは作家物の器ですごく気に入ってましたが、しばらくしまってありました。
厚みもあって重いのですが、色と質感が好きな陶器です。
でも、こちらには水抜きの穴が開いてないのです。
植えてみたいけれど、植物にはかわいそう。
特に多肉植物は多湿を嫌いますから、あげたお水が鉢の中にたまって蒸れたりするのはよくないのです。
器に新たに穴をあけるのはほぼ無理ですので、もしこの器を使うとしたら、鉢カバーとして使うしかありません。
それにしてもこんな形のポットはありませんし、とりあえずネットに土を入れて多肉たちを植え、水をあげてしばらくしたらネットを持ち上げながら器に残った水を捨てるというようなことをしようかと思っています。
排水溝用のやわらかいネット(とうもろこしを原料にしたもの)に土をいれ、
多肉を乗せてみました。
こっちの鉢にも土を入れて。
お水をあげて、なんとか出来上がりです。
多肉植物 水やりで気を付けることは?
多肉植物はサボテンもそうですが、もともとは水の少ない乾燥した地がふるさとです。
ですので、乾燥した土を好みます。
でも、植物には水が必要ですので、土の表面が乾いていたら、お水を上げましょう。
余分なお水は下から出てきます。
それから植木鉢ですが、多肉には基本的には素焼きがぴったりです。
乾燥地帯生まれの多肉植物は、湿気が多いのが苦手です。
湿気の逃げ場のある素焼きの植木鉢は多肉にとって居心地のよいおうちになるのです。
素焼きの鉢にもおしゃれなものがありますから、探してみてもよいですね。
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多肉植物 日当たりで気を付けることは?
多肉植物を育てるには日当たりがとても大事になります。
砂漠の中の木もないところに太陽を浴びている姿が想像できますよね。
日に当たらないと徒長(とちょう)といって、茎がひょろひょろと伸びてしまう状態になることがあります。こうなると健康な株に育っていけないので、剪定をします。
ただ、とってもデリケートで今まで室内にいたのに、急にかんかん照りのところに出されたり、日は当たるけれど、風通しの悪い場所に放置されたりしたら、多肉植物はあっという間に枯れてしまいます。
室内から久しぶりに出す時は、直射日光の当たらないところや南側でも朝のうちだけにして、昼間は場所を変えてあげるとかしてあげるとよいです。
今日初めて日光の下に出しました。朝の8時半くらいです。デッキの柵越しに太陽を浴びています。
11時近くなると太陽も真上の方へいどうしてき移動してきたので、多肉を北側のデッキに移動させました。
ここだと、日光は直接当たりません。
そして今日は、わりと早めに家の中に入れました。
というのも、今日は湿気がすごかったからです。
多肉植物が枯れてしまうのは、ほとんどが多湿が原因なのです。
土の中が多湿になると、根腐れを起こしてしまいますし、茎や葉が風通しは悪いとやはり腐ってきてしまいます。
対処法は、葉や茎が黒くなってきたら腐り始めていますから(黒班病、黒腐れ病)その部分を取り除いてあげること。
根っこは目に見えませんので、通気性のよい素焼きの鉢に植えてあげるのがよいですね。
あとは、空気中の湿気ですが、室内に置いている時は、扇風機などで風を起こします。
その時は換気扇をかけて湿気を外に逃がすようにした方がよいです。
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あとがき
今回はいただいた多肉植物を2つの鉢に植え替えてみました。多肉植物は水やりのほかに日光と風通しが大事で、元気な株に育てるための必須条件ということがわかりました。かといって急に炎天下に出したり、湿気が多いところに長い時間だしたりすると株が弱ってしまいます。
初めは家の外や中がどんな環境かわからなかったのですが、一日、太陽の位置や風の通りを観察することで多肉にとって快適な場所を探すことが出来ました。これから季節も変わるので、またその居心地のいい場所も変わります。小さい植物ですが、人の目を喜ばせてくれる力を持っています。感謝の気持ちを込めて、育てていきたいと思います。