運動会の季節はお弁当が悩みのたねだったりしませんか?
簡単で美味しくて人気のメニューで子どもたちを喜ばせてあげたいですよね。
見栄えもよければ食欲もそそりますよ。
外で食べることが多いので、食べやすい一工夫など、運動会に欠かせないお弁当作りの技を一緒に見ていきましょう。
運動会のお弁当!簡単で美味しくて人気なのは?
運動会のお弁当作りが悩みのたねになっていませんか?お弁当を食べる人の人数や下のお子さんが小さかったり、ご主人がお仕事で協力を頼めなかったり、全部を一人でやらなくてはならなかったりで、いっぱいいっぱいなのにお弁当作りまでと考えただけで気が遠くなっていませんか。
運動会のお弁当作りで大事なことを一つ一つ整理しながら、あなたに合った簡単で美味しいお弁当作りを実現しましょう。
運動会のお弁当作りで大事なことはまず、お子さんの好きなおかずのリクエストに応えることと、作る人が無理なく、効率よく作業できることです。お子さんの晴れ舞台ですから、お子さんのテンションが上がるよう、大好物の入ったお弁当を作ってあげましょうね。そんな大好物のおかずも簡単に出来ちゃう方法を一緒に見ていきます。
某アンケート結果によると運動会のお弁当のメイン系のおかず人気メニューの1位から3位はから揚げ、卵焼き、エビフライでした。それ以下にはハンバーグやウインナー、ミートボールなどが入っています。
あなたのおうちではいかがですか?お弁当の構成としては、メインの中からいくつかセレクトし、野菜系、ご飯系、フルーツ系などをプラスしていきます。それにしてもこれらのメインのおかずを人数分作るのは大変そうですよね。
そこでこれらのメインのおかず№3のなるべく簡単に作る方法をお伝えしますね。
まず、
みんなの大好きなから揚げ!
から揚げの作り方はいろいろありますが、だいたいはたれに漬けて卵をもみ込み粉をまぶして油で揚げるという手順です。これを朝起きてからたれを作って漬け込んで・・・なんてやっていたらものすごく時間がかかってしまいますよね。作るおかずはから揚げだけではないですし。
まずたれは前日から漬け込みましょう。前日といっても昼間とかではなく、出来たら夜寝る少し前に漬け込んで、朝早めに揚げて冷ましておくのがベストです。たれはお好みのものでよいですが、一晩漬け込むことでお肉が固くなってしまうことを防ぐために投入するとよいものがいろいろあります。お水や油を足すというのがよくされる方法で、りんごのすりおろしを入れたり(水分)、マヨネーズを足したり(油)があります。それから、漬け込み時間が長いとおしょうゆなどがしっかり沁みてしょっぱくなってしまうので量を加減した方がよいでしょう。
前日の作業は、一口大の鶏肉とたれの材料をすべてジップロックなどに入れてもみ込み、冷蔵庫に入れておくだけです。鶏肉はモモ肉を買ってきて切ってもよいですが、一口大に切ってあるものを使えば早いです。衛生面でも一番よいのは、冷凍の一口大のものです。
前日までに解凍しておき使用します。
次は卵焼きでーす。
卵焼きって私は大好きで家族のお弁当に作る時に多めに焼いて自分のお昼にしています。
私はその日の朝に作っていますが、なんと作ってから切って冷凍したものを当日お弁当に入れられるそうですよ。冷凍したままお弁当に入れれば、お昼を食べる頃に解凍されてますし、保冷材代わりにもなるというのです。これでしたら前日でなくても作って置けますよね。冷凍する前に食べやすい大きさに切っておくことを忘れずにしてくださいね。
そして大人も子どももお気に入りのエビフライについて
ベストスリーの最後はエビフライ!海老の下ごしらえや衣つけ等、なんか面倒くさそうって思いますが、このエビフライも前日準備が出来ます。冷凍で買ってきた海老を半解凍して、酒などで臭みを取ったら、海老をまっすぐにするために海老のお腹側に包丁で何ヶ所か切れ目を入れてから、海老の体の節のところで背中側に海老を曲げます。そうするとプチプチと音がして筋が切れて海老がまっすぐになります。キッチンペーパーで水分をふき取ったら、衣を着けてしまいましょう。衣を着けた状態で冷蔵しますので、パン粉はいつもより多めにしっかりと着けてください。翌朝、油で揚げて冷まします。
運動会のお弁当を見栄えよく作るには?
運動会のお弁当で見栄えよく作るのに大事なことは色彩と詰め方、入れ物の選択です。色彩については普段のお弁当でも言われているものと同じで、茶色、黄色、赤、緑、黒、白、ピンクなどを上手に取り入れることです。これらの色を均等に取り入れることで栄養もバランスよく摂れるようになっています。
色別に食べ物は、
茶色・・・から揚げ、エビフライ(その他のフライ)、ハンバーグ、ミートボール、ウインナー
黄色・・・卵、かぼちゃ、コーン、黄色のプチトマト、パイナップル、マンゴー
赤・・・はつか大根、プチトマト、梅干
緑・・・ブロッコリー、絹さや、スナップえんどう、ほうれん草など
黒・・・海苔、昆布、わかめ、黒ゴマ
白・・・ご飯、白ゴマ、ジャガイモ、チーズ
ピンク・・・鮭、梅酢漬け、デンブ、ツナ
彩りよく詰めるには、緑を効果的に使うことです。レタスで縁取りにしたり、絹さやを散らしたり、葉物を使うのが衛生上心配な場合は、バランや色模様付きのカップもあります。
入れ物は、何といってもお重が豪華ですが、大きめタッパーでも十分です。
運動会のお弁当で食べやすい工夫は?
運動会のお弁当は家族で食べる場合はお重箱や大きめのタッパーにおかずやおにぎり等を詰めていき、昼食時間に各自紙皿などに取り分けて食べるというのが一般的でしたが、この食べ方は実はとても食べにくかったりします。まず、テーブルがない場合が多いので、紙皿を手で持つことになりますが、紙皿は柔らかいので、取り分けたおかずを箸で切ったりもできず、不安定なため、から揚げなどは転がってしまうこともあります。子どもは手が小さいのでなおさらですね。
こんな時のお助けグッズは紙コップ、紙カップです。カップの中にから揚げとプチトマトをセットしてあげれば、自然とバランスよく野菜も食べられますよ。そして、食べ終わったら、カップは重ねてしまえばゴミも小さくなります。そして、楊枝や串使いも必須ですね。チーズとプチトマトを楊枝に刺すのも人気です。
まとめ
運動会の季節!お弁当作りは前日の下ごしらえなどで当日の負担を減らして、簡単に人気メニューが作れます。まずは、お子さんのリクエストに応えましょう。いつもよりも大好物が沢山あれば、お子さんも大喜びにしますよね。配色に気をつけながら食材を選べば見栄えも良く、自然に栄養バランスのよいお弁当の出来上がりです。そして、運動会のお弁当で大事なことは何と言っても食べやすさです。紙皿使いではなく、紙カップを試して見て下さい。