神奈川県の二宮町にある吾妻山の吾妻山公園敷地内に敷き詰められたように咲き誇る菜の花の黄色い花々。来年早々から6万株の花苗が来場者を迎えてくれるということで今からとても楽しみにしています。
この吾妻山は二宮駅から登山口まで歩いていける距離。今回は菜の花が咲く前の吾妻山に行ってきましたので、その様子をご紹介しますね。展望台から見える富士山も一見の価値がありますよ。
二宮駅 吾妻山の菜の花が今から楽しみ!
吾妻山の山頂は二宮町町営の吾妻山公園として管理されています。
登山口は4ヶ所あり、二宮駅から程近いところに役場口と梅沢口の二ヶ所があります。
この2つの登山口から展望台への道のりは地図にもあるように役場口からは700メートル、梅沢口からは500メートルとあります。役場口からのほうが距離がありますが、登山口までは駅から2~3分。梅沢口のほうは駅から登山口まで10分はかかります。
分かりやすいように対比して書いてみると
300段くらいの急階段を登った後、やや上り坂の公園内を歩き、最後階段で展望台へ。梅沢口ルート・・・登山口二宮駅から徒歩10分くらい展望台まで500m
なだらかだが、雑木林の山道を登っていくと展望台のある芝生広場にたどり着く。
足に自信のない人は梅沢口が勧められるようです。ただ、役場口も急階段ですが、手すりがあったり、一休みするイスもあります。梅沢口から登った人も帰りは役場口のほうに回ると公園内に植えられた植物を見ていけます。
二宮町では菜の花の開花する頃(1月上旬~2月上旬)にあわせて、吾妻山菜の花ウォッチングというイベントを開催しています。今年はスタンプラリーや二宮ブランドの販売などを行ないました。
来年の予定はまだ未定ですが、今年の開催はこちらで見れます。吾妻山公園はイベント日以外でも入れますので、町の出している開花状況を見ながら都合のよい日に出かけてもよいですね。二宮町ホームページ 吾妻山公園花情報
役場口から近い第2展望台、桜の木があり、山の東側の町が見渡せる。
吾妻山公園内に群生するように植えられた水仙。こちらも12月末から1月まで楽しめます。
さて、私は役場口から展望台を目指していましたが、この公園にあるローラー滑り台が見えてくると、あと少しで展望台です。
まずは、滑り台の降り口付近の階段を上り、芝生広場に出ます。ここがなかなかの景観です。芝生にはもちろんは入れますが、平らではありません。
展望台に向けて登り坂になっていてちょっぴりシュール!下から撮るとこんな写真が撮れます。エノキの木がシンボルツリーです。
この写真の右上に展望台があります。
吾妻山の吾妻山公園展望台はなかなかすごい!
ここの展望台空の景色はなかなかすごいものがあります。相模湾はもちろん、大島、伊豆、箱根、富士山、丹沢まで周囲360度の眺望が臨めるのです。そして、12月末から2月頃まで展望台と富士山などの山々の間に菜の花が咲き乱れます。
富士山の見える景色や菜の花の楽しめる場所はたくさんありますが、電線などに邪魔されることのないこれだけの環境はなかなかありません。そして、ちょっと頭を左に振ると相模湾と町並みの景色が目に入ります。JRの駅からこんなに近い展望台のある山、なかなかすごいです。
今日の富士山は薄雲に隠れてしまいましたが、展望台の足元には菜の花の苗が広がります。ちょっと、大根が植わっているように見えてしまいました。汗 二人連れで来ていた女性はこんなところに畑がと驚いていました。いや、畑には変わりないのですが。。。菜の花畑です。
吾妻山から見る富士山は一見の価値あり
今日は薄雲がかかってしまいました。神奈川県で晴れていても山梨県方面で雲が出ているとなかなか晴れ上がった空での富士山は臨めません。でも、この写真でもわかるとおり、晴れたらなかなか素晴らしい眺望になること間違いなしの景観なのです。JRの二宮駅を降りてすぐのところにこれだけの景色が臨める場所は貴重です。
車で来た場合の駐車場は二宮町町営の駐車場が普通車で1回500円で利用できます。詳しくはこちらをご覧ください。
二宮駅吾妻山の菜の花まとめ
今回は神奈川県の二宮町にある吾妻山の菜の花と展望台の景観をご紹介しました。まだ、菜の花の季節ではありませんが、吾妻山の公園内には様々な植物が植えられていて適度な階段や坂道がよい運動になり、展望台につながる芝生広場に出た時は開放感で気持ちよかったです。
二宮駅から降りてすぐの登山口は2ヶ所、行きと帰りでコースを変えるとまったく違った山の様子を感じることが出来ます。西の方面が晴れている午前中をねらってくると、富士山の素晴らしい姿をキャッチできるかもしれません。そして、1月~2月の菜の花や水仙の咲く時期に一度足を運ぶことをぜひおすすめします。