お掃除道具でぜひ使ってみたかったスチームファーストが手に入ったので、早速使ってみました。
まず、室外からの雨やほこりをシャットアウトして室内との境界となっている窓とその周辺のお掃除に試したのですが、初めて使うスチームクリーナーにドキドキワクワク!
さて、我が家の窓や網戸の桟、いったいどれくらい綺麗になりましたでしょうか?!
スチームファーストを使ってみました。
以前からスチームクリーナーを家で使ってみたくて、やっと念願が叶いました。
スチームファーストを選んだのは、ハンディタイプを使っている友人が、手が疲れるし、スチームに使う水量があまり入れられないと言っていたのを聞いていたのでキャニスター型に的を絞って探していたところ、スチームファーストに出会いました。
ホースは1.7メートル、コードも約4.8メートルと十分長くて、使いやすいですし、クリーナーの中にあるスチームを出すための水を入れるタンクが最大1.5リットル入る大きさなのですぐにスチームが出なくなってお掃除が中断することがありません。
使い方は簡単で、とってもシンプル!
給水口のカバーを開けて、ネジ式のキャップを外して、タンクに水を入れます。付属品の給水カップは500ml。
この量で約15分スチームが出ます。
取り扱い説明書には、最大1500mlまでの例があり、約45分のスチームが使えます。
お水はこぼれたりしないよう付属のじょうごを使って注ぎます。
電源プラグを差し込んだら、スイッチON(写真右 赤色)左の青いランプが点き、タンク内の水を加熱し始めます。
給水タンク内の水の量により加熱時間は違いますがだいたい2~7分で使用可能な温度になり、青いランプが消えます。
これでもう、スチームのお掃除が始められます。
スチームはホースの先のノズルから出てきます。
写真の一番下がホースの先についているノズルで、その上にあるジェットノズルを差し込むとさらにスチームの圧力があがります。
ジェットノズルには一番上にあるナイロンブラシが付けられます。
上の写真の赤丸内の左側がスチームボタンで、親指で操作します。右側に見える小さい突起はストッパーでスチームを出したままにすることが出来ます。
そして、実際お掃除してみました!
窓や網戸の桟のスチームファースト実践編!
こんな感じで左手にノズルを持って右手で雑巾を持ち、スチームで緩んだ汚れをふき取っていきます。
我が家の窓の桟の汚れはけっこう年季が入っていました。手作業だけではだいぶ時間がかかったことでしょう。
私の作業を見ていた夫は、汚れの混じった水が吸い取られると思っていたみたいです(汗)
スチームクリーナーは蒸気で汚れを浮き上がらせるお掃除の機械で、浮き上がらせるのは機械の仕事、その浮き上がった汚れを取るのは手作業です。汚れが魔法のように取れてどこかに行ってしまうと思っていると、大きな勘違いになります。
何年も蓄積した汚れは手作業で取ろうとすると膨大な時間がかかります。スチームファーストは積もり積もった汚れを簡単に取るサポートをしてくれる頼もしい相方といった感じですね。
スチームファーストを使ってみてわかったこと。
スチームファーストは手軽に頑固な汚れ取りに挑戦できるお掃除の相棒です。
そうは言っても頑固な汚れに最長で45分間、片手でスチームボタンを押し、もう片手で浮いた汚れをふき取るというのはなかなかの重労働です。
手際よく、楽にお掃除するためにやっておくとよいことをいくつか上げますと、
・スチームで浮き上がった汚れを取り去る雑巾を複数枚用意しておく。
汚れた雑巾をいちいち洗っていると、なかなか作業が進まないので、雑巾は複数枚用意してまとめて使い、まとめて洗いました。
使った雑巾は古タオル(長いもの)を半分に切ったもので、端は切りっぱなしです。私はこの大きさが一番使いやすかったです。
・雑巾でふき取りにくい凹凸のある部分に使うための古歯ブラシを複数本用意しておく。
窓のサッシの桟は、スチームで汚れを浮き上がらせても凹凸があるところは、ブラシなどで汚れをかき出してからの方がふき取りやすいです。
特にサッシの桟は泥が溜まってしまっていてブラシがすぐに汚れてしまうので、数本用意して使い切ってからまとめて洗います。
*スチームのジェットノズルの先にナイロンブラシが付けられるようになっていて、今回も一応付けて使っていましたが、ブラシとして強くこすったりしないのにへたりが激しいです。
新しいものを下ろして、数分後にはブラシの毛が寄れ曲がってしまいました。
←新しいもの
←スチームで15分も使っていないもの。
あえて強く擦ったりしてないので、たぶんこのへたりは、スチームの熱のせいではないかと思います。
ですので、このブラシは付けていても、もう片方のてに古歯ブラシを持って作業していました。
ジェットノズルの先にナイロンブラシを付けるのはノズルが直接、スチームを当てる部分に接触しないように?ということも考えられているのかな?とも思いました。
・スチームのボタンはストッパーを併用したほうがよい。
というのは、今回、初めての使用だったので、ストッパーを使わずにスチームボタンをその都度押したり、離したりしていましたが、最後には親指が腱鞘炎のような状態に!
スチームのためのタンクの水も最大の1500mlでスチームの出る時間だけでも45分もありました。ふき取ったり、ブラシで擦ったりの時間も入れて、2時間半は作業していたと思います。
単純にスチームをかけ続けるところはストッパーをかけるなどして指への負担を少なくするべきでした。
*また、スチームボタンは目一杯押すことで一番強いスチームが出ます。逆にゆるくすると、スチームも弱くなるので、ただ水分が必要な時と調整することが出来ます。
スチームが強いと勢いがついて汚れを吹き飛ばして壁や家具を汚すことがあるので、臨機応変に使い分ける必要があります。
・窓や網戸の桟を中心に使ってみましたが、ほこりや泥汚れに関しては長い間掃除が疎かになっていた場合でも、スチームが有力だったというのが実感です。
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スチームファーストを使ってみましたあとがき
今回は憧れのスチームクリーナー、スチームファーストで窓まわり掃除を試してみました。スチームファーストは掃除機みたいに汚れを吸い取ってきれいにするのではなく、汚れが取り除きやすいように浮き上がらせるところまで手伝ってくれる道具です。そこから先は人の手でやらなくてはなりません。それでも、全部機械なしでやるのとはずいぶん労力が省かれます。人の手でやるところは使用する小物などをすぐ使えるように複数用意するのが効率的です。スチームボタンもストッパーを使い分ければ指の負担も最小限になります。