お子様の七五三のお祝いの日。母親であるあなたの服装をスーツにしたいけど。。。と悩んでいませんか。
スーツにした場合、ふさわしいのはどんな色でしょうか。
また、スーツの足元にはどういう注意点が必要でしょうか。
七五三の母親の服装はスーツでも大丈夫?
七五三はお子様の成長を願って神社へお参りをする日本古来の伝統行事で、お子様も晴れ着や袴の装いが多いですので、お母様が着物をお召しになるとしたらぴったりですが、着物を着慣れてない場合や、下に小さいお子さんがいたり、日程がタイトでやむなく動きやすい服装を選ばざるを得ないなど、それぞれの理由で洋装になる場合もありますよね。
ですのでスーツでもまったく問題なくお召しになれます。
我が家の時ですが、今考えると着物でお参りしたかったなとも思ったりもしますが、あの頃は小さい子どもたちを連れての一日に、慣れない着物を自分まで着るというのは私には無理でしたので、スーツ一択でした。
七五三のお参りの多い神社への参拝でしたが、我が家の頃は(10年以上前)スーツのお母さんがわりと多かったような気がします。
ただ、こればっかりは地域性もありますから、一概には言えません。
ご家庭によっては、写真撮影はお母様も着物、お参りは動きやすさでスーツと使い分けていることがあります。
このように日にちを分けるのは、お子さんが一日でお参りや写真撮影など盛り沢山で疲れてしまうという懸念からもあります。
また、おじいさまやおばあさまやご親戚との会食が設定されている場合など、とても、忙しい一日と想像がつきますよね。
さて、スーツを着て七五三のお参りに出かけるとして、着物と同様、スーツも七五三のお参りにふさわしいものを選ぶ必要があります。といっても決して難しいことではありません。
お子様やご主人とのバランスを考えて選べばよいのです。その時に注意することは、
・主役のお子様よりも「格」が高くならないこと。
・同行するご主人と似通った「格」で揃えること。
そうなると、どんなスーツがよいのでしょう。
七五三の母親が着るスーツのふさわしいの色は?
主役のお子様が正式な格の高い晴れ着や袴姿の場合、ご両親も同格のブラックフォーマルにしてしまうと、お子様に対して前面に出すぎた形になり、いただけません。
主役はあくまでもお子様ということでご両親は一つ格下の装いにするとちょうどよいです。
ですので、お母様のスーツの色はなるべくブラックフォーマル以外で、ご主人ともバランスを取りつつ、紺、グレー、ベージュなどでお子様の装いが引き立つようなものにするとよいでしょう。
スーツの中に着るブラウスもスーツの色に合わせ且つ、明るめの色がよく白系が無難でしょう。
アクセサリーに真珠のネックレスをプラスすればとても品のある七五三にぴったりな装いになります。
真珠のネックレスはとても重宝しますので、まだお持ちでない方はこの機会に一つ選んでおくとよいですよ。ネックレスの代わりにコサージュなどを着けてもかまいません。
七五三の母親が着るスーツの足元は?
スーツが決まったらあとは足元をどうするかですね。
お手持ちのパンプスはどんなものがありますか。
履きやすいことがもちろん一番重要です。
冠婚葬祭用の黒を一足持っていればそれでよいと思います。
もし、黒以外をということであれば、スーツに合わせた色で紺やベージュなどベーシックな色を選びましょう。
形については最小限のデザインでシンプルなもの、かかとの高さは3~5センチの安定感のあるものが好ましいです。
オープントウやサンダルは改まった服装には不向きですのでご注意下さい。
パンプスに履くストッキングは、無地のベージュが最も無難です。
寒さ対策をしたい方は最近ベージュ系でも自然に見える40~60デニールのタイツがいくつかのメーカーから販売されていますので、試してみるとよいです。
自然に見えるために大事なことは色選びで、スーツの色ももちろんですが、自身の肌の色とのなじみがポイントになります。
あまり厚手のものはパンプスがきつくなることもあるので注意が必要です。
まとめ
今回はお子様の七五三のお参りに出かけるお母さんの服装についてご紹介しました。
下にお子さんがいたり、着慣れないなどの理由で和装ではなく、スーツでお出かけしたいという方、意外といるのではないでしょうか。私自身がそうでした。
スーツを着用する場合の注意点は着物も同じですが、主役のお子様よりも格が上にならないことです。控えめであることと、ご主人の服装ともバランスが取れていることなどチェックしてみてください。
足元に関しては歩きやすくシンプルはフォーマルに使える革靴で黒がもっとも無難ですが、スーツの色に合わせて、ベージュや紺でもよいです。靴のつま先は開いていないものを、サンダルはNGです。ストッキングはベージュ系で防寒が必要な場合は、厚手タイツのタイプを色味に気をつけて選んでください。