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お中元をやめるマナーは?仲人さんへはいつまでする?手紙文例付き

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毎年贈っているお世話になった方への贈り物、お中元。

やめる時のマナーとしてどんなことが大切でしょう。
あなたとご主人の結婚式の時の仲人さんへは毎年お中元を贈っていますか。
やめる時はなにかお知らせをするお手紙とか必要でしょうか。

今回はお中元のこのような悩みについて一緒に考えていきます。

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お中元をやめるマナーは?

 

お世話になっている方にお中元を贈るのをやめる時はどのような形でやめるのがマナーに反しないでしょうか。

お中元を差し上げているということはその年の暮れのご挨拶である、お歳暮も贈っていることと思います。お歳暮はその年1年にお世話になったご挨拶ですので、間のお中元は中止してもご挨拶を欠くということにはなりません。

ただ、いままで年二回にしていたものを一回にするわけですので、夏の暑中見舞いのところで一筆丁寧なご機嫌うかがいのお手紙を出したらよいのではと思います。(葉書でもよいですよ。)

つまり、その年は夏に丁寧な暑中見舞いの手紙を差し上げる。そして、その年の年末にはお歳暮をいつもどおりお贈りするという形で少しずつ減らしていくやり方にするのです。

次に、この年のお歳暮に丁寧な送り状を付けて最後の贈り物にするか、もう1年暑中見舞いの手紙とお歳暮を贈って終わりにするか、決めるとよいでしょう。

つまり、贈り物はぷっつり何事もなかったようにはやめないこと。最初の贈り物をやめるときには代わりに丁寧な暑中見舞いなどのお手紙を送ること。その2点を心掛ければマナーに反することはないと思いますよ。

 

仲人さんへお中元はいつまでする?

それでは結婚式でお世話になったお仲人さんへのお中元はいつまでしたらよいでしょうか。

例えば日々日常的にお世話になっている方でしたらよほどでないかぎり、そのまま続けていくものだと思いますが、一度大変お世話になった方の場合はまた、違ってきます。

結婚式のお仲人さんの場合、その結婚式の時だけ主にお世話になった場合と、常日頃日常的にお世話になっている方にお仲人さんをお願いした場合とあると思います。

常日頃お世話になっている方にはそのまま続けていくことで違和感はないと思いますが、いつまでするのかと迷うのは、結婚式だけにお世話になったというパターンでしょうね。
その年にお世話になったことは、その年1回だけのお礼でよいと思いますが、結婚式の仲人さんはまたちょっと特別ですよね。

結婚式の仲人さんへのお中元、お歳暮は、一般的に3年から5年は送ると言われています。3年から5年の違いは頼まれ仲人さんなど、形式上必要なためにお願いした場合などと、結婚する二人の馴れ初めから関わりのある本来の意味での仲人さんの場合などで違ってくると思いますが、その辺はそれそれでお決めになってよいと思います。

 

我が家の場合の仲人さんは結婚時の夫の上司にお願いしました。たまたまその時の上司だったということでお願いしたわけですが、やめ時がわからず5年以上贈っていたいたような気がします。

それから、差し上げている仲人さんの方から「もうそろそろやめていいよ」的なサインがあるときがありますので、その時はそのサインを見逃さずに応えるとスムーズに行きます。

どんなサインかというと、
① 相手から半返しの品物(お歳暮)が贈られてきた場合。
② 相手から明らかに倍返しの品物が贈られてきた場合。
③ 「もう気を遣わなくていいよ。」と言ってくれた場合。

これらのサインがあった時、もし、お中元などをやめていきたいと思っていたら、すぐに対応しましょう。①や②の場合は、お歳暮などだけにするなど徐々に減らしていくのがよいでしょう。

③の場合は「はい、お気遣いありがとうございます。」とお返事して、次回から完全になしにしてもよいと思います。ただ、暑中見舞いや年賀状は丁寧に近況などをご報告しましょう。それから、旅行などで相手方の気に入りそうなものを見つけた場合、たまに送って差し上げるなど、イレギュラーな贈り物はよいのではないでしょうか。

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お中元をやめるお知らせは手紙でする?

仲人さんへのお中元をやめる場合、何か手紙を書く必要はあるのでしょうか。

前章に書いたような相手からの「もういらないよ」的なサインがあった場合は丁寧な暑中見舞いなどでよいと思いますが、そういうサインがない場合の暑中見舞いの内容には、これからお中元などを贈るのをやめますというような言葉やその理由などを入れる必要はあるでしょうか。

よく、このような場合のお手紙の文例にある「高齢になってきて季節の挨拶もままならなくなり~」は自分たちよりも年上の仲人さんに用いるようなものではなく、経済的理由や「虚礼廃止にしたい」などもそぐわないと思います。

ですので、やめますとははっきり書かないながらも丁寧なお手紙を添えながら、徐々にやめていくというのがよいのではないでしょうか。

お手紙の例を上げておきますね。

例文1
暑中お見舞い申し上げます。
連日猛暑が続いておりますが、ご家族の皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。早いもので私ども夫婦が○○様ご夫婦のご媒酌により結婚いたしまして3年(5年)を過ぎようとしております。その節は、未熟な私たちにいろいろとご教授いただき、大変ありがとうございました。日々の感謝と共に○○様のますますのご活躍を心よりお祈りしております。これからも暑さが続きますので、くれぐれもご自愛ください。
平成○○年7月

 

例文2
暑中お見舞い申し上げます。
炎暑ことのほかきびしい中、皆様お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。
私ども夫婦は今年で無事結婚3年目(5年目)を迎えることが出来ました。これもひとえに○○様ご夫婦のおかげと日々感謝をしております。
これからも○○様のますますのご発展心より祈念いたしております。まだしばらくは厳しい暑さが続きますが、体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。
平成○○年盛夏

そして、おすすめのお中元のフェードアウト(相手から「もういらないよ」サインが出てない場合)です。

お中元をやめたいと思い立った年→お中元を贈らず丁寧な暑中見舞いを出す。
その年の暮れ→最後のお歳暮のつもりで心を込めて品物を選ぶ。
翌年の夏→暑中見舞いのみ
翌年の暮れ→何もしない
翌翌年→年賀状と暑中見舞いのみ

以上、参考になりましたでしょうか。この通りでなくてもアレンジしてトライしてみてくださいね。

まとめ

今回は毎年贈っている仲人さんへのお中元をやめるときのマナーについてお伝えしました。仲人さんへのお中元などの品物は3年~5年くらい続けるのが一般的です。中にはそれ以上続けている人もいると思いますがこればかりは人それぞれですね。
もし、そろそろやめたいけれどと思っている場合は品物を丁寧な暑中見舞いに代えていきながら徐々に贈らなくなるのがよいでしょう。それでも人生の大切な節目にお世話になった仲人さんですのでたまには旅先などから珍しい食べ物を送ったりしたらいかがでしょうか。
大事なことは感謝の気持ちは忘れずにいることですね。

 

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