夏になると浴衣を着てお出かけすることが多くなってきますよね。
浴衣も下駄も揃ったけれど、荷物を入れていくバッグがない~~と、焦っていませんか?
浴衣ですので、普段使っているバッグだとそぐわないこともありますよね。
せっかく、浴衣もヘアスタイルもバッチリなのにちぐはぐなバッグを持って出かけたくないと思います。
浴衣を着る時に持つかごバッグや巾着、それ以外の代用できるものなど一緒に見ていきましょう。
浴衣でお出かけはかごバッグで!
浴衣姿に、植物の蔓で編んだ涼しげかごバッグはぴったりだと思いますよ。
着物を着た場合、バッグなどは肩にかけて持たないので、持ち手は短めのものが相応しいです。
マチがしっかりあって自立するものが使いやすいのではないでしょうか。
かごバッグは編み目からものが飛び出したりしないように内側に布が張ってあるものが多いです。その布の柄も好みのものを選ぶことが出来ます。
かごバッグは凝りだすとかごを編んでいる蔓(つる)の植物の種類とかに思いが行き始めます。自然の産物を丁寧に加工して作る貴重な作品としてのバッグはそれはまた素晴らしいもの。。。ただ、お値段も相応にお高くなります。
そんな中で竹製などでお手頃の価格のものがあります。巾着袋が中に付いていて柄も色々選べるものもありますので、浴衣の柄に合うものを選んでもよいですね。また、巾着袋が取り外せるタイプですと、浴衣以外の時にも使えます。かごにお好みの布袋を入れてみると、雰囲気も変わって、洋服にも使えますよ。
浴衣でバッグは巾着?それ以外だとどんなもの?
浴衣姿でよくみるのが巾着袋です。とてもかわいいですよね。
ただ、あまりものが入りませんし、沢山入れると形が崩れたりするので気を付けましょう。巾着袋で出かける時はお財布などを小さいものに変えたり、必要最低限の持ち物にしたほうがよさそうですね。
それから、巾着袋を選ぶ時は、生地のしっかりしたもの、マチがきちんとあるものを選びましょう。布地がふにゃふにゃしていると、混んだ場所や夜店でお財布などの出し入れがしにくいです。
その他の浴衣に合うバッグですと、あずま袋(三角袋、みゆき袋ともいい、手ぬぐいで作れる袋です。)風呂敷バッグ(その名の通り、風呂敷で作るバッグ。)信玄袋(合財袋とも言う布製の袋。)があります。
これらは、昔から日本で使われてきたものが素材となっているので、浴衣にもよく似合います。あずま袋などは、好きな柄の手ぬぐいで自分で縫っても簡単に出来ます。ただ、張りがある布でないと、ふにゃふにゃするので出し入れがしにくい難点があります。
風呂敷バッグは一枚の風呂敷から自分で結んで作るものですが、持ち手付きで売っているものがあり、これが意外とかわいいです。
そして、信玄袋は、巾着型やマチのあるものがあり、柄が渋いものが多いので男性にも持ちやすいです。
浴衣でバッグ!代用できるもののおすすめは?
浴衣を着る時に持つバッグで、和風にこだわらずに持って歩くとしたらどんなものがあるでしょうか。
かごバッグは前の章で和風のものとしてあげましたが、海外のもので浴衣にも合うかごバッグがあるので、ご紹介しますね。
それはバリ島のアタバッグです。アタバッグはインドネシアに自生するアタというシダ科の植物で編んだバッグで、アタ製品はバリ島の伝統工芸の一つなのだそうです。このバッグ、目にしたことがある人もいるかもしれません。蓋つきのものや口の締まる内布が付いているものもあって人ごみで持つのも安心です。
そして、次に上げたいのが京都の布製かばんの店一澤帆布製のトートバッグです。帆布とは綿や麻製の厚布のことで、この布で作られた耐久性のあるバッグは味わい深くて人気があります。デザインが豊富で渋い色味が着物に似合います。以前は京都のお店でしか買えませんでしたが今では通信販売でも購入できます。
着物用でないバッグでも代用できるものはあります。取っ手の長さが長すぎないものを選び、大きな金具の付いているものやエナメルのような光ったものを避けるのが無難です。
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まとめ
今回は浴衣で出かけるときのバッグについて考えてきました。浴衣に合うバッグは植物の蔓や竹で編んだかごが似合います。浴衣で持つ場合は肩に掛けられないので、取っ手は短めのものを選びましょう。
巾着袋もかわいらしくて人気があります。その他の袋物は、あずま袋、風呂敷バッグ、信玄袋などがあり、どれも浴衣に似合いますので、使い勝手や好みの色や柄で選んでみると良いですね。そのほかにもバリ島のかごバッグや京都の帆布で作られたトートバッグも着物にとってもマッチします。どれも浴衣で出かけるのを楽しくしてくれるものばかりです。皆さんに素敵なバッグが決まると良いですね。