卒業式のシーズンですね。
大学生の女子の皆さんの中で袴姿で卒業式に出席される方も多いと思います。
袴を着るときの足元をブーツにしようと思っている方、どんなものを履こうか悩んでいませんか。
袴に合ったブーツ選びで袴姿が格段にセンスアップするものなんです。
立ち姿や個性を左右するブーツの長さや色、素材についても相応しいものをお伝えしますね。
ブーツのレンタルや購入についてもご紹介します。
卒業式の袴にブーツはどんなものがよい?
袴に着用するブーツといえば、大正ロマンの香りが漂う編み上げブーツですよね。西欧の椅子の生活が入ってきた明治時代の終わりに編み上げブーツは売り出され、自転車を漕いだりする活動的な女子に人気だったようです。自転車に草履だと脱げ易いですからね。
ですので、袴スタイルにブーツの正統派は編み上げブーツということになるでしょうか。
そして、このスタイルで有名なのが、今から40年以上も前の漫画「はいからさんが通る」の主人公です。矢がすり柄の着物に海老茶色の袴、すらっとした編み上げブーツ姿は衝撃的で、格好よかったです。(2017年にも劇場版のアニメが公開されましたね。)このスタイルに憧れる人はもちろん、何を履こうか迷っている人でブーツを履こうと思っている人は、ぜひこの編み上げスタイルがおすすめです。
それから、編み上げスタイル以外でブーツを選ぶ人へのおすすめは、ヒールが5~6センチくらいあり、つま先がアーモンドトウのすっきりとしたものを選ぶと袴姿が引き立ちます。ヒールの高さはあってもピンヒールは避けましょう。ブーツの筒の部分も足にピッタリしていて足首がほっそり見えるものを選びましょう。
ブーツは履きなれない草履に比べて歩きやすく、雨や雪のときに足袋が濡れなくて安心ですし、防寒の面でも優れているというメリットがあります。また、ヒールがあるブーツは足元がすっきり長く見えます。
卒業式の袴に履くブーツの長さと色のおすすめは?
卒業式の袴に履くブーツは長さに気を付けなくてはなりません。袴の足元をブーツにする場合、袴の着付けは通常よりも短めになります。ですので、ブーツの筒の部分の長さがあまり短いと足が見えてしまいます。
それを防ぐためにはこの部分の長さはかかとから20センチくらいあるのが理想的です。ブーツの色はスタンダードは黒ですが、着物の色に合わせて色を変えてみると個性的な装いになります。ブーツの素材については、バックスキンやスエードは着物の素材にはあまりそぐわないのでマットな質感の革製(合成皮革でも可)が無難です。どうしても短めのブーツを履く場合、下に履くストッキングをブーツと同色にすると、目立ちません。
それから、ブーツの下にはストッキングを履くようになると思いますが、卒業式の後の訪問先などでブーツを脱ぐ場合、気になる方は足袋を履いておくか、足袋を持参することをお勧めします。持参した足袋を履く場合は前もって履くストッキングは指の股が分かれているものを着用してください。
大学の卒業式の髪型は?
卒業式の袴に履くブーツはレンタル出来るの?
卒業式にの袴に履くブーツは袴などをレンタルしたり、着付けをしてくれるところで借りられる場合もあります。(確認してくださいね。)ただし、着付けをするときにブーツを履くか、草履を履くか決めていないと着付けの丈が決められませんので、事前に予約することになります。もし、自分のものとして購入するとしたら、この時期、編み上げブーツは通販でも買うことができます。
袴用のブーツとして販売されているものは、ほとんどが編み上げブーツで迷うこともないのでお勧めです。お値段も求めやすくてお手入れも楽な合皮のものが多いようです。そして、この手のブーツ、前面は編み上げになっていますが、内側サイドにファスナーが付いてますので、万が一脱ぎ履きが必要になっても手早く対処できます。この袴用として販売されているブーツですが、普段用にも履けますので検討してみるのもよいかもしれません。メーカーによって編み上げのひもを通す穴の数が違っていますので、お好みによって選ぶとよいでしょう。
逆に普段用のブーツを購入して袴にも履いてしまおうというのもありですので、素敵なブーツを見つけましたら、袴に合わせてみるとよいですね。
【期間限定1000円OFF】【卒業式 袴 ブーツ】卒業式の袴ブーツ 編み上げブーツ 袴 ブーツ 「 黒 ブラック S M L LL 3L 」 レディース kimonomachi 黒 ブラック 卒業式 袴 ブーツ 袴 レースアップブーツ 22.0〜26.0cm《あす楽・送料無料》<R>
|
まとめ
卒業式の季節になりました。女子大学生の皆さんで卒業式に袴を着用する方で足元をブーツにする場合の選び方を一緒に見てきました。袴姿に履くブーツの選び方は、細身でスッキリしたタイプが引き立ちます。かかとも5~6センチくらいでピンヒール以外がよいでしょう。ブーツの場合は着付けが短くなりますので、ブーツ丈はかかとから20センチ位あると、足の肌色が見えません。心配な場合はなるべくブーツと同色のストッキングを履くと目立ちませんよ。
この時期袴用のブーツはレンタルもありますし、通販でもお手ごろな価格で手に入ります。普段使いと共用も出来ますので、気に入ったものを選んでコーディネートしてみて下さい。