マンションの湿気対策、お考えですか?梅雨時になると本当に憂鬱ですよね~。
共働き世帯ですと昼間に窓を開けて換気したりは出来ませんから、お悩みのことと思います。
そんなご家庭にあれば便利なグッズ、今年は揃えてみませんか。
それから、定番の新聞紙もどんどん使っちゃいましょう。
今回は憂鬱な梅雨を万全に準備して乗り切る術をお伝えします。
マンションの湿気対策、梅雨時は?
マンション暮らしは快適ですよね。玄関の鍵一本で出かけていける便利さと機密性が高いために冷暖房機の効きもよく、経済的な光熱費も魅力的です。昨今、共働き世帯が増えてますので、ますます便利なマンションに入居する人も増えていくのではないでしょうか。
ただ、快適で便利なマンションに一つ大きなデメリットがあったのです。それは機密性が高いゆえにもたらされる湿気問題です。
マンションの機密性の高さは、冬には外の低い温度と室内の暖かい温度の格差で室内側の結露を引き起こします。そして、梅雨時には、洗濯物も外に干せず部屋干しをするため、家の中の湿度も上がり、窓も雨で開けられない状態で閉め切った部屋の中、行き場を失った水分は窓や壁の結露の原因となります。
そして、この梅雨の結露は押入れやクローゼット、下駄箱の中など目に見えない場所にまで及んでいきます。
では、マンションでの梅雨時の湿気対策はどのようにしたらよいでしょうか。
まずは、一番目の対策としては基本的な換気をお勧めします。換気とは、空気の入り口と出口を確保して、風をきちんと通してあげることです。家の中と外、クローゼットや押入れ、下駄箱なども扉をあけて、空気が中を通って出て行くようにしておきます。室内の場合でしたら、換気扇や扇風機などを使って風の流れを作るとよいでしょう。雨が降っていなければ、外気を入れて行なった方がよいです。
さて、共働きをしていてこのような換気を毎日するのはけっこう大変なことですよね。押入れなどは休日にやることにして、朝の30分くらいを外気との換気に当てると決めておいてもよいでしょう。朝の空気の入れ替えを兼ねてやってみてください。
そして、2番目の対策ですが、湿気の元になる水蒸気をなるべく室内に充満させないことです。
室内からの水蒸気は色々なものから出てきますので、あげていきますね。
キッチンでの調理
お風呂場の湯気、水気
室内に干した洗濯物
人間
キッチンでの調理中は換気扇を必ず回すこと、お風呂は最後の人が済んだら換気扇を回し、窓開け、浴室内の水気のふき取りを行なうこと。洗濯物は室内に干しっぱなしはしないこと。これらを守れないと大事な不動産を台無しにしてしまうことになりますし、賃貸だとしても所持品や健康に害をもたらしてしまいます。
そして人間から出る水分!寝ている間だけでもコップ一杯分の水分が出ていると言われています。その水分は布団に吸われていくわけで、毎日それが繰り返されたら大変なことになりますよね。
共働き世帯に便利なグッズはこれ!
さて、前章で見てきた室内にもたらされる水蒸気をもっと減らすために必要なことやそれを大いに助けてくれるとっても頼りになるグッズを紹介しますね。
湿気というのは、湿度の高い状態で起きるものですので、まずは湿度を下げることが大事なことになります。湿度を下げるには、エアコンの除湿機能だけではなく、専用の除湿機が必要になります。マンション住まいの場合は、除湿機は必需品と考えた方がよいでしょう。
特に洗濯物は毎日干すものですし、梅雨時の雨の日には外に出せません。お風呂場乾燥機や洗濯乾燥機がない場合にも除湿機が活躍してくれます。我が家では除湿機で洗濯物を乾かす時は、狭い空間の方が効きがいいので、洗面所やお風呂場へもって行き、使用しています。
除湿機は納戸や寝室などでも使えます。押入れやクローゼットの扉を開けておいて作動しましょう。布団も乾燥できますよ。そのまま敷いておいてもよいですが、数枚干せる折り畳み布団干しがあっても便利です。
布団やベッドマットレスの下に除湿シート(天日干しで再生できる。)を敷いておくのも畳や床面の湿気取りに役立ちます。その他、靴乾燥機能も付いている布団乾燥機などあると雨の日などは重宝しますね。
湿気対策の新聞紙はこう使う!
梅雨の湿気対策の方法やグッズを見てきましたが、身近なもので湿気取りにとても優秀なものがあります。それは、皆さんもご存知の新聞紙です。湿度の高くなる季節はどれだけ湿気を持たせないでこの時期を乗り切るかで、他の季節にクリーンで快適な空間で過ごせるかがかかってきます。出来うる除湿対策を一気に行なって湿度をしっかり下げましょう。
そのために様々なグッズに加えて、おなじみの新聞紙を利用してみましょう。見栄えが悪いと感じるリビングなどは結露防止シートなどを使い、納戸や寝室などの窓や窓の桟には新聞紙を使って結露を吸わせます。押入れには棒状にして手でシワ加工した新聞紙を隅々に、ベッドの下にもシワシワにしてから広げたものを置きましょう。水分を吸ってくったりした新聞紙はまめに新しいものと交換します。梅雨の間頑張ってこれらを行なうことでカビの発生率は一段と違ってくると思われますよ。
まとめ
梅雨の時期のマンションの湿気対策はどうしてますか。共働き世帯にとっては昼間に換気などのために窓の開け閉めが出来ず、頭を抱えている人もいるかもしれません。換気の他、水蒸気や水分を取り除き、湿度を下げることが重要になります。
マンションの場合、除湿機はぜひあったほうがよいと思われますので、梅雨のストレス軽減のためにも検討してみるとよいでしょう。新聞紙は大変幅広く使えるエコで、高機能な除湿ペーパーです。大いに利用しましょう。梅雨を乗り切ることでカビなどを押さえて、快適に過ごせる空間を手に入れることが出来ますよ。