赤ちゃんと外に出かける時に気になるのはスキンケア。
日中ですと日焼け止めが必要なのではないか、いつから使えるのかと悩んでいるお母さんもいると思います。
赤ちゃんの肌はとても敏感ですから、どんなものを使用したらよいか迷いますよね。
赤ちゃんの使う日焼け止めの安全性はどんなことを基準にしたらよいのか一緒に見ていきましょう。
赤ちゃんに日焼け止めは必要?
赤ちゃんに日焼け止めが必要かどうかということは、個人の考え方もありますが、一般的に時と場合によって必要になると考えてよいと思います。
赤ちゃんが生まれてからの生活はしばらくの間、おっぱいを飲んで、寝て、泣いてというのが基本的なサイクルですよね。日焼け止めを塗るというのは、日差しのある外へ出る時です。
新生児は抵抗力は低いため、生後1ヶ月くらいまではなるべく外へ出かけたりは避けたほうがよいといわれてますので、お出かけできるのはちょうど一ヶ月検診の頃でしょうか。
外気に触れるお散歩も大事ですが、首が据わる3ヶ月から4ヶ月くらいまでは一日15分くらいの外出が好ましいとのこと。首がしっかり据わるようになってから、本格的なお散歩が出来るようになります。
そう考えると、生後3ヵ月くらいまではそれほど長く外にいることはないので、日焼け止めを塗る必要はなさそうです。
あかちゃんは何でも口に持っていきますから、なるべく塗らないで済ませられるに越したことはありません。
短時間のお散歩でしたら、つばのある帽子、ベビーカーの日よけやガーゼケットで直射日光を遮ることが出来ます。
赤ちゃんに日焼け止めを塗るとしたらいつから?
では赤ちゃんに日焼け止めを塗るとしたらいつからがよいのかというと、首がしっかり据わりお散歩も長時間できるようになった頃で季節で言えば紫外線の強い季節(4月から9月の日中)になります。
ただ、赤ちゃんをベビーカーに乗せて、直射日光を避けながらお散歩をして公園の日陰で休憩が出来るようにコースを選ぶことでまだ歩き始めていない赤ちゃんでしたら、日焼け止めを塗らなくても日差しをよけることが出来ます。
小児科の先生に相談しても特に紫外線の強い行楽地へ出かけたときなどの特別な場合以外は日焼け止めは必要ないという見解を示すことが多いようですよ。実際やむを得ず塗る場合は、生後2カ月以上が目安になり、必ず赤ちゃん用として販売されているものを使用しましょう。
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赤ちゃんの日焼け止めの安全は?
赤ちゃんに日焼け止めを使う場合は必ず赤ちゃん用のものを使用してください。赤ちゃんの肌はとてもデリケートで紫外線を防ぐために塗った日焼け止めでかぶれてしまったりすることもあります。特に、肌が弱い子は日焼け止めだけ塗ると肌が乾燥気味になります。保湿剤を塗った上に日焼け止めを塗ると乾燥が防げることがありますので試してみて下さい。
その場合も、保湿剤、日焼け止めのパッチテスト*をしてから使用するのがよいです。
*パッチテスト 赤ちゃんの二の腕の内側に塗布し(少しの量を肌に軽くすりこむ。)一晩そのままにします。塗布した部分に赤みが出たり、湿疹になったりした場合はその製品は使えません。どちらにしてもパッチテストが終わったら、塗布した部分は洗い流してくださいね。
赤ちゃんの日焼け止めを選ぶ基準は、成分が舐めたりしても平気な天然成分を使用しているものが相応しいでしょう。
日焼け止めの主成分には紫外線吸収剤と紫外線散乱剤とがありますが、赤ちゃんの使用に適しているものは紫外線散乱剤を主成分にしているものです。大人のもので肌に優しいといわれているものもこの成分のものを使用しています。
それから大人の日焼け止めでよく言われるSPAやPAですが一般的にこの数値が高いほど、紫外線の防止効果がある一方で肌への負担も大きくなります。赤ちゃん用にはこれらの数値の低いものを小まめにぬ塗りなおしてあげましょう。
赤ちゃん用の日焼け止めはお湯や石けんで落ちるものがほとんどです。お風呂に入った時にお湯で落すものは絞ったガーゼでやさしく擦って落します。石けんで落ちるものは泡立てた石けんをガーゼでさする様にして洗い、お湯そっと流します。
まとめ
赤ちゃんの日焼け止めが必要かどうかについてですが、なるべくなら肌が敏感なうちはあまり使わないで過ごせるに越したことがありません。赤ちゃんの首が据わらないうちは外出も一日15分程度が適当といわれてますので、直射日光をさけて、ベビーカーの日よけやガーゼケットなどを工夫することでやり過ごすことも可能です。
もう少し大きくなってお散歩も長時間になり、紫外線の多い季節だったりした場合、やむを得ず使用するとしたら、天然成分が主成分の肌にやさしい赤ちゃん専用の日焼け止めを選んであげましょう。その場合でも合う合わないがありますので、必ずパッチテストは行なってください。