七夕祭りが近づくと梅雨空にやきもきしてしまいますよね。
お子さんにもおりひめ様とひこぼし様は夜空が晴れたら会えるんだよって教えてあげてますしね。
お子さんも楽しみにしている七夕祭り。折り紙で七夕のお飾りを簡単に作って楽しんでみませんか。
これからお伝えする折り紙は保護者の人に手伝ってもらいながら、幼稚園のお子さんにも自分で出来る天の川のお飾りです。
折り紙で七夕に簡単にできるのは?
子どもの頃、折り紙を使って七夕飾りを作りませんでしたか。
七夕の飾りには一つ一つ意味がありました。
以下の通りです。
紙衣(かみこ、かみころも)紙で作った着物。
女子の裁縫が上手になりますように。
巾着 (きんちゃく)お金を入れるもの。
お金が貯まりますように 。
投網 (とあみ)魚を捕る網。
豊漁になりますように
屑籠(くずかご) ゴミいれ。
身の回りの整理や節約心などの精神が養われるように。
吹き流し(ふきながし) 吹き流しは織姫を表している。
機織が上手になりますように
千羽鶴 (せんばづる)
家族が長生きしますように 。
五色の短冊(ごしきのたんざく)
願い事がかないますように 。
この中でも幼稚園のお子さんにも簡単に出来るものがあります。そして、七夕のお飾りは切り込み折り紙と言ってはさみを使って作るものが多いです。
はさみを使う折り紙細工は、折り紙の表情が変わり、はかなげな七夕飾りにぴったりですね。切込みを入れる単純作業のものが多いですが、出来上がりの美しさに驚きます。ちょっと、手品みたいな展開で、お子さんが喜ぶ顔が目に浮かびます。
折り紙で作ってみよう!子供も大喜び!
さて、幼稚園のお子さんでしたら、保護者の方に手伝ってもらいながら完成させることができると思いますので、ぜひ、試して見て下さい。
まずは、星を作ります。
これは一番簡単に出来るお星様です。折り紙を2枚使いますが、これは1枚の折り紙を4枚の小さい折り紙にして作りました。
以下、作り方です。
① 1枚の折り紙を縦、横二回折ってから、広げます。
② 一箇所の角(左上)から折り、左下から持ってきた角を線上に乗せます。
③ 反対側の角からも折り目を入れて均等に折ります。
④ 左の折込を一度開いて、飛び出していた部分を折り込みます。
⑤ そうするとこのようにぴったりと収まります。
⑥ 表に返して、出来上がりです。これと同じものをもう1枚作り、重ね合わせて糊で着けて1個のお星様の出来上がりです。
完成!
そして、次はおりひめ様とひこぼし様です。
おりひめ様の方は、模様入りの折り紙を使いました。
折り紙でなくてもきれいな包装紙などがあったときにとって置いて正方形に切って使ってもよいですね。
ひこぼし様には腰に帯を付けてみました。
作り方です。
① 折り紙を対角線で2回折ります。
② 開いて手前の角を三角に折り込みます。
③ 手前から半分に折ります。
④ 裏側にして片側を中心線のところで折ります。
⑤ もう片側もぴったりのところで折り、右に返します。
⑥ 表に返して、ペンで顔を描いて出来上がり!
ひこぼし様は、おりひめ様の③のところまで同じです。
③ 左側を中心線のところで折り曲げたら、
④ 右側も同じように折り曲げます。
⑤ ペンで顔を描いて出来上がりです!
折り紙で作る!天の川の飾りつけ!
前章で作ったお星様とお人形を飾る場所として、投網を作りました。
天の川に投網を投げて、肴がいっぱい獲れて喜ぶおりひめ様とひこ星様のお話を作ってお子さんにお話してあげても楽しそうですね。
投網はA4のコピー用紙で作りました。
① コピー用紙は短い方を3回折り曲げました。
② まず片側から1センチくらいで切り込みを入れていきます。
最後は切り落とさずに1センチくらい残しておきます。
お子さんにはさみで切らせて上げるときは、ペンで線を入れてあげるとよいですね。
③ 端まで切り込みを入れ終わったら次は反対側から、前の切り込みの間に切り込みを入れていきます。
最初が1センチ幅でしたので、次は5ミリ幅です。けっこう細かい仕事になりますね。
お子さんと半分づつにしようと声を掛けてあげるとよいですね。
手を切らないように気を付けてみてあげてください。
④ 切込みがすべて入れ終わったら、折り目をまっすぐにして開きます。
⑤ 全部開くとこんな感じです。
⑥ これを上下に引っ張ると、網になりました!
私はこの網を壁にかけて、お星様とおりひめ様、ひこぼし様を飾りました。
いつもは夫が調達してくる小さい笹の枝に短冊を吊るすだけなのですが、今年はこの壁飾りが出来たので、七夕の雰囲気が抜群です!
*お人形はクリップでこんな風に留めてみました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は一番簡単に出来る七夕の飾りをご紹介しました。材料もわざわざ買ってくることなくなくお家にあるもので作ることが出来ます。
子供が幼稚園くらいの時は、身の回りのもので何か作れることを学んでほしくて色々なものをとって置いたりしました。邪魔に思うときもありましたけど、そんな時期も一時です。
物を作るというのはプロセスがその子供にとって大事であると聞きました。夢中になれるものもそのようなプロセスの中から見つかるのかもしれませんね。